めーたんがうるさいので過去編もちゃんとやります。
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という事で、過去編第3段です。
久しぶりの過去編なので、かるくおさらいしておくと、
ディズニーが休園したため、ネタ不足に陥ったろじねこさんが、以前住んでいたマルタ共和国と言う国を紹介する企画です。
とは言え、10年近く前なの情報なので、参考程度とお考え下さい。
それと、あの頃は自分がブログ等で写真を公開するとは思っていませんでしたので、
撮影枚数も少なく、かつ安物のデジカメ(おそらく今のスマホ以下の性能)で撮った写真なので、かなり写真の質は悪いですがお容赦ください。
あと写真も間違っているところもあるかも知れません・・・なにぶん10年以上前の記憶をもとに書いておりますので・・・
では、はじまりはじまり。
前回は、マルタ共和国の概要を軽くご説明しましたので、今回からはマルタの観光地を紹介をしたいと思います。
初回はマルタの首都ヴァレッタ(バレッタ)を紹介します。
ただし、ヴァレッタは見どころも多いので複数回に分けて紹介します。
まず首都ヴァレッタの概要ですが、大きさは約0.8km2です。
ピンと来ないかもしれませんが、ディズニーランドとシーを足した面積よりも狭いという事です。
端から端まで歩いても15分程度で踏破できます。
この狭いエリアに、住宅地や観光施設、飲食店から土産物屋、さらには世界遺産まで存在します。
大きさ的にも、ヴァレッタが1つのテーマパークの様な印象です。
ではここからは、ヴァレッタの観光スポット等を紹介します。
前回も書きましたが、10年前の情報なので、現在は大きく変わっているところも多いと思いますので、あくまで参考程度に。
リパブリック通り(Republic Street)
ヴァレッタのメインストリート。
滞在期間中、何度ここを通ったことか・・・
お土産物屋さんやレストラン、博物館、教会等の観光施設もあるので、観光客も必ず通るだろうメインストリートです。
聖ヨハネ大聖堂と博物館(St. John’s Co-Cathedral And Museum)
我々は「聖ヨハネ大聖堂」と呼んでおりましたが、日本語での正式名称は「聖ヨハネ准司教座聖堂」の様です。
上記リパブリック通りの中央付近にあるマルタを代表する大聖堂(カテドラル)。
とても大きく美しい大聖堂なので観光で訪れる人も多い。
天井などを飾る装飾も美しく、つい目線が上に行きがちですが、ここは床も見て欲しい。
大聖堂の床の下にはマルタ騎士団の騎士たちが埋葬されているため、床は彼らの墓碑も兼ねています。
個性的な墓碑も多く、それらを見ているだけでも時間がいくらあっても足りない。
あと、ここに展示されているカラバッジョの「洗礼者聖ヨハネの斬首」は必見です。
出典:ウィキペディア(ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ)
力強いコントラストとその迫力に圧倒されます。
数年前に、上野の国立西洋美術館で開催された「カラバッジョ展」に興奮していたのは、ここでカラバッジョの絵に出会っていたからです。
詳しくは↓
ちなみに今年もカラバッジョ展が開催される予定でしたが、コロナの影響で中止になってしまいました・・・残念。
「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展」は、この度の新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、バチカンからの作品輸送が困難なため国立新美術館での開催は中止となりました。開催を楽しみにしてくださった皆様には、ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。 pic.twitter.com/l1HB7kpW2H
— カラヴァッジョ≪キリストの埋葬≫展 (@caravaggio2020) January 12, 2021
騎士団長の宮殿(The Grandmasters Palace)
マルタ騎士団の歴代騎士団長達が住んだ宮殿です。
現在はマルタの大統領府として使用されているようですが、一部施設を一般に開放しています。
聖ヨハネ大聖堂とは違った絢爛な美しさのある建物です。
兵器庫(The Armoury)
騎士団長の宮殿に併設された施設。
マルタ騎士団が使用した武器や防具を展示している。
兵器なので戦うための道具なのですが、細かい装飾なども美しく見ごたえがあります。
それにしても武器はテンションが上がる。
聖エルモ砦(Fort St. Elmo)
ヴァレッタの突端に位置し、マルタ島に敗走してきたマルタ騎士団が、オスマントルコ帝国の侵攻に備えて建築した砦。
ろじねこさんがマルタに行く事を考え始めた時には既に改修工事中で、滞在期間もずっと工事中だったので詳しい事は分かりません。
ただし、ここの中庭で定期的に行われているイン・ガーディア(In Guardia)と言うショーは見に行きました。
良席で見るために少し早めに行ったのですが、お客さんの目の前で堂々とリハーサルを行ったり、小道具を作ったりしていました。
そしてリハーサルを見ていたら、いつの間にか本番が始まっていたという、なかなかのゆるゆる運営でした。
カーサ・ロッカ・ピッコロ(Casa Rocca Piccola)
16世紀頃にマルタに住んでいたの貴族の館。
ガイドさんの説明を聞きながら、屋敷内を進んで行きます。(当然ガイドは英語)
収蔵品の説明の時に、中国の物と思われる器や壺を「日本の物」と紹介していたが、ろじねこさんはそれを指摘できる英語力が無かったのでスルーしました。
かなり狭い通路も通ったので、大荷物での参加は控えた方が良いかもしれません。
マノエル劇場(Teatru Manoel)
1731年に建てられた劇場であり、現在も現役の劇場。
リパブリック通りから数本路地を入った所にあるため、上記の施設に比べると観光客は少ない。
こちらもガイドさんが案内してくれました。
特に面白かったのは大道具のコーナーです。
ハンドルを回すと風の音がする大道具など、実際に触れる大道具もありテンションが上がりました。
後半は客席に座って、ガイドさんとの雑談タイムがあったのですが、
その時にガイドさんが参加者に「お前はどこから来たのか?」と聞いて「○○(国名)から来た。」と答えると「○○には□□って言う劇場があって、△△って言う劇団が有名だよね。」と言う、地元いじり兼、ガイドさんの知識自慢コーナーがあり、
ろじねこさんの番になって「私は日本から来た。」と答えたら「日本かぁ・・・」と頭を抱えて「なんか男だけでやってるやつあったよね?」と絞りだしていました。
それを知ってるだけでもすごいと思いますけどね。
という事で、ヴァレッタ紹介第1弾は以上です。
思ったより沢山紹介してしまったので、第2弾では紹介するものが無いかも・・・
つづく