今年の9月に彗星のごとく復活した手下たちは、彗星のように去っていきました。
ということで、4年ぶりの手下総括の時間です。
さて軽く今年の手下の紹介をすると、まず大きな変更ではシーからランドにお引越ししました。
そして、アトモスショーからパレードに格上げになりました。
さらに出演する手下が、10名中最大6名からメンバー固定の5名になりました。(一部3名の日あり)
そのメンバーは、
マルフィ
エイトフットのジョー
ホック
Mr.ダルメシア
アップルポイズン
そして各手下の演者構成は以下の通りでした。
- マルフィ:初代、2代目、3代目
- エイトフットのジョー:初代、3代目
- ホック:初代、2代目
- Mr.ダルメシア:初代、2代目
- アップルポイズン:2代目、3代目
※全日程鑑賞したわけではないので、誤りがある場合はコメントにて指摘お願いします。
内容としては、シーでのアトモスが、大枠は決まっているがアドリブ色の強いゲスト参加型のショーだったのに対して、
今年のパレードは、完全通過型のほぼ鑑賞するだけの小規模パレードになっておりました。
以上が、シーの4年間と、今年の違いです。
ではここから総括に入りたいと思いますが、
まず、ろじねこさんは意外とロッキンには通いました。
自発的ではなく、手下好きな知人に付き合って・・・という感じですが。
では、今度こそ総括に入ります。
実は、総括の記事はすでに準備していました。
しかし最終週末のロッキンを見て少し気持ちが変わったので、ゼロから作り直しです。
没記事がどんな内容で書いていたかというと、
熱心なろじねこ生活ファンならわかると思いますが、まぁ酷評でした。
その気持ちは今でも変わらないのですが、ロッキンが通過した後に泣き崩れているお姉様方を見ていたら、
改めてろじねこさんの知らない世界は確かにあるんだろうなぁ・・・と思いまして、
いくらろじねこさんに理解が出来ないからと言って、その感動に水を差す様な事を書く必要があるのか・・・
と自問自答して一旦ボツにしました。
まぁ改めてこれから酷い事書くけどね。
まず、最初にも書いたよいうな気がしますが、シーの手下とは全然違いますよね。
シーでの手下もかっこよく美しかったです。
そんな手下達が、かっこよく妖艶に踊り、これまたかっこいい口上を述べておきながら、
シックスポーズダンスが始まったとたん、キャラが崩壊して、演者の素がポロポロ出てきちゃって、
そのくせ最後はまたカッコつけて帰っていく、この得も言われぬ間抜けさ(ろじねこさん的には最大級の褒め言葉です。)、
これがリクルーティングの楽しさであり、この緩急が手下の魅力でした。
しかし今回のロッキンでの手下は、ほぼ決められたセリフを言うのみで、
そしてその内容も「お前らどうせこういうやり取りが好きなんだろ?」という内容に感じました。
そんな薄ら寒いロッキンに、ろじねこさんはファッショナブルイースターの初年度を思い出して「あの続きをランドでやるつもりなのか?」と背筋が凍る思いでした。
まぁ、ロッキンはかっこいい分ファッショナブルイースターよりは全然マシでしたけど。
ろじねこさん的にロッキンの褒めるところは、「手下が復活した」ことと、「ろじねこさんのブログのアクセス数が増えた」ことのみだと思っています。
さて、今年の恨み節はこのくらいにして、来年の事を考えてみましょう。
来年のディズニーリゾートは40周年の記念の年となります。
そして現在それ以外のスケジュールの詳細は発表されていません。
そのため来年の手下の登場は未定です。
しかし来年開催は濃厚な様です。
理由は、ロッキンの終盤に一部の手下が今後の再開を期待させるようなセリフを喋っていたからです。
動画等は見ていませんが、文面や発言した時期等を考えると、アドリブではなくディズニー側が用意した台詞のように感じました。
もしそうなら、少なくとも現時点では今年限りという決定はされていないという可能性が高まります。
なので来年もロッキンを実施して、それには手下が登場することを前提に考えてみましょう。
まず停止型のパレードにすることは絶対条件と言えるでしょう。
そして手下をシーのように10人中6人の出演にして、
更にMr.Vと、ミススキャターも出演させて、
停止中にシックスポーズダンスをやって帰っていくのです。
つまりシーでのリクルーティングを可能な限りパレードで再現するのです。
手下とリクルーティングは切っても切れない関係だと思います。
いまの若い子たちにリクルーティング込みの手下を見せてあげたいのです。
そしたら歴戦の乙女達が、ロッキンでは満足出来ない理由も分かってもらえると思うのです。
そして何よりろじねこさんがもう一度リクルーティングを見たいのです。
手下の表面だけをなぞったような、薄ら寒いやり取りはもう結構なのだ。
一部の手下(演者?)は、限られた時間の中で、シーでの4年間を思い起こさせるセリフやアクションをねじ込んでくれてはいました。
そしてそれに反応する歴戦の乙女達もいました。
しかし「あのセリフを言った」「あのキャラの事にふれた」で終わらせていいのか?
かっこいいだけでいいのか?
ファンサが貰えればいいのか?
演者は常に客である我々にボールを投げているのです。
我々はそのボールをどうするのか?
自分なりのやり方で返すのか?
それとも美しい投球フォームさえ見られれば、ボールの行方などどうでも良いのか?
ディズニーは別にして、演者は真剣勝負を求めて来ています。
客である我々は、それに太刀打ち出来なくても、せめてその真剣勝負に向き合うべきではないのだろうか?
ディズニーは手を抜く。
客はキャラの顔しか見てないでは、あまりにも報われない。
ある手下が7年前、自分達の置かれている状況を「絶望的」と表現しました。
それから状況は更に悪化し、前からも後ろからも撃たれる状態になった彼等は、何を思って舞浜に帰ってきたのだろう。
そしてこの2ヶ月弱、乗り慣れないフロートの上から何を見て、何を感じたのでしょうか?
やはり、はじめから彼らには未来など無かったのでしょうか?
シーの時より、少し距離が離れてしまった彼等を見ながら、いろんな事を考えてしまいました。
ディズニーが真剣勝負を仕掛けてきたら、私はいつでも受けて立つ準備は出来います。
その結果、ボロ雑巾になる準備も出来ているし、ろじねこさんの財布の紐はいつでもガバガバです。
とりあえず東京ディズニーリゾートの40周年をしかと見届けさせてもらいます。