辛口レビュアーろじねこさん 「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」斬り。ミーシャグリもあるでよ

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ビリーブ見てきました。

めーたんと行ったんだけど、作戦は始発参戦で、入園直後にビリーブ鑑賞エリアの抽選をします、

まぁ当たるとは思えないので、ハズレを確認したら即ディズニープレミアアクセス(DPA)という「有料鑑賞券」を購入、

しかしDPAにも限りがあるので、買えなかったら場所はどこでもいいから、少しでも見えそうな場所で朝から待つ、という作戦でした。

が・・・

まさかの・・・

抽選に当たっちゃった!

へ、へぇ~。抽選って当たるんだぁ・・・

めーたん
私が抽選ボタンを押したという事実を忘れてはいけないわよ。
ろじねこさん
うん。
凄いねめーたん!
めーたん
まぁ、日頃の行いです。
ろじねこさん
この感謝の気持ちをどう表していいか分からないよ!
めーたん
とりあえず、正座してこれまでのわたしへの非礼の数々を詫びなさい。

ろじねこさん
うん!
お安い御用だよ。

ろじねこさん
なんだか開園直後に正座させられてると、抽選ハズした罰を受けてるみたいだね。
めーたん
ま、わたし達当たってるんですけどね。
ろじねこさん&めーたん
ははは・・・

と言うことで、待ちに待ったシー待望のレギュラーハーバーショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」斬りです。

※アナウンスはありませんでしたがシステム不具合により、一部演出のカットや、音と演出のズレ等がありましたので、完全版でのレビューではありませんのでご注意ください。

以降、ビリーブのネタバレや酷評を含む可能性があります。

酷評、ネタバレがイヤな方は、お引取り下さい。

ここまで来たってことは、皆さんネタバレや酷評があっても、文句言いませんね?

では、めーたんpresents、辛口レビュアーろじねこさんによる「ビリーブ」斬りです。

まぁ、こうなりますよね・・・

メインビジュアルを見たときから「あぁ~きっとこんな感じになるんだろうなぁ~」と思ってた通りのショーが出てきました。

まぁ・・・そうなりますよね・・・

では細かく見ていきましょう。

まず、今回のレビューの前提条件として、完全版ではなく、かつエントリー受付での当選エリア「Y」(この日はミキ広からリドに向かう坂道)での鑑賞での感想となります。

そして、ろじねこさんが鑑賞した日はカレンダー上でのビリーブ「初日」でしたので、ビリーブ本編の前に、特別なセレモニー(グリーティング)が開催されました。

そこに登場した国民的スペシャルゲストが、歌手の「MISIA」さんでした。

まぁ噂は有りましたからね。

MISIAさんに特別な思い入れがないろじねこさんは、「ホントに来たんだぁ」くらいでした。

出来れば少しだけでも生で歌って欲しかったですが、グリーティングだったので、楽しそうに手だけ振って帰って行きました。

しかし同乗したミッキーさん達がシーの20周年を思わせる衣装を着ていたので、そこにディズニーの思いの様なものは感じました。

コロナが無きゃね・・・

さて、国民的アーティストがゲストに来たのに、歌どころか一言も喋らないという、

「あれ本当にMISIAだったんだよね?」といういささかのモヤモヤを抱えたまま、いよいよビリーブです。

開始直前に2度のシステム不具合による開始時刻の延期を経て、やっと始まりました。

ショー的にはハーバーの中央にいつの間にか現れていた巨大なキノコ型のバージ(?)が色とりどりな光を放ち、

その周りを映像を映せる小型の船に乗ったディズニーキャラクター達が周回しながら、

時にはミラコスタ壁面のプロジェクションマッピングを活用し、様々なディズニー作品の名場面を上映していきます。

以上です。

ナイトエンターテイメントと言うショーの特性や、事前に公開されていたメインビジュアルを見て、

「あぁ〜、過去のディズニー作品の名場面を繋いだショーなんだろうなぁ」と思っていました。

そして今日。

ハーバーで繰り広げられる「ディズニー名場面集」を見ながら「ま、そうなりますよねぇ」という、

「どうせダメだろう」と思っていたものが、案の定「ダメ」だった時の、なんとも言えないがっかり感を噛みしめてしまいました。

一応説明しておくと、「ディズニー名場面集」的なショーがいけないわけではありません。

以前、夜のハーバーで行われていた「ファンタズミック」も今回の「ビリーブ」と同じ様に、ディズニー名場面集的なショーでした。

しかしファンタズミックは、ろじねこさん的には「傑作ショー」でした。

では2つのショーは、何が違ったのか?

それは、最後に一つのショーとして終われたかどうかだと思います。

ファンタズミックも、前半はディズニー名場面集でしたが、

後半は、イマジネーションの力(想像力)を奪われたミッキーさんが、その力の強大さに恐怖しながらも、

「それでもこれはボクの夢なんだ!」と自らを鼓舞し、そのイマジネーションの力でマレフィセントを打ち倒し、

イマジネーション溢れるミッキーマウス(=ディズニー)の世界を取り戻すというラストを迎えます。

それにより、ともすれば「とっちらかった」だけのディズニー名場面集が、一つの大きなショーとしてまとめ上げられ、

感動的なラストを迎えることができました。

以前、ランドで開催されていたのナイトエンターテイメント「ワンス・アポン・ア・タイム」も同じです。

散漫になりそうなディズニー名場面集を、親が子に読み聞かせる物語として一本の横串を通し、

最後に「そしてその物語はいつも必ずハッピーエンドで終わるんだ!」という、恥ずかしげもない決意表明で、胸を撃つショーとして仕上げています。

少し変化球ではありますが、ベリミニやクリスタルウィッシュジャーニー等も、構造的には同じ様な形です。

であるのなら、ビリーブも傑作ショーになり得たはずです。

しかしろじねこさんは最初から「ビリーブがディズニー名場面集をやるのなら傑作ショーにはなり得ない」と確信していました。

理由は簡単です。

その力が今のディズニーに有るとは、とても思えなかったからです。

ディズニー名場面集を用いたショーを作ると言うことは、言葉を変えれば、ディズニーの過去の名作達と戦うという事でもあります。

みんながディズニー名場面集に感動しているところに、それ以上の音楽とそれ以上の演出で、過去の名作に負けない感動を与え、

更には、散漫になりがちな名場面集を、一つのテーマのもとにまとめ上げ、エンターテイメントショーとして完結させ、「凄ったね!」「また見に来たいね!」と思わせる腕力が必要なのです。

それが並大抵の力では成し得ない事は明白です。

そんな事が今のディズニーに出来るのか?

「新しいショー」「新しいパレード」から逃げ続けてる今のディズニーに、過去のディズニーの傑作達を乗りこなし、それの更に先を見せるなんて、出来るはずがありません。

結果、予想通りただディズニーの過去の作品を並べるだけの名場面集になりました。

一応、ディズニーの名誉のために書いておきますが、ディズニーも頑張ってはいました。

ただの名場面集にはならないように、一本の横串を通そうとはしていましたが、残念ながらその横串は弱すぎて途中で折れてしまったのか、

過去の名作達をコントロールし、観客を感動のラストシーンへと引っ張っていく程の効果は無かったように感じました。

具体的には、ピーターパン達が「アレがボクの星!」と、各々の「星」を紹介するが、ウェンディの星だけが有りません。

しかしディズニーのか過去の名作達を通じて夢を信じる心を知り、遂に「自分の星」を見つけて、

最後はみんなで「信じていれば夢は叶う!」と叫んで終わります。

ちゃんとショーとしてまとめようとはしています。

ただそれが効果的に機能していなかっただけです。

理由は、あまりにもハーバーを広大に使いすぎたからではないだろうか?

ピーターパンが「アレがボクの星!」と言うが、それがどれだか分からない。

中央のバージのオブジェ?

奥の山に映ってる光?

ハーバーを走ってる星型の船?

それともミラコスタの壁に映ってるプロジェクションマッピングのかどこかにあるの?

と、戸惑っているうちに「アレは誰々の星、んでこの星が誰々の・・・」と、話は進んでしまいます。

そんな状態で、ショーの最後に「ウェンディ!あれが君の星だ!」と言われても、

「あぁ〜、なんかそんな話あったなぁ」くらいにしか思えないし、相変わらずその星がどれだか分かりません。

「星」を見て欲しいのなら、その瞬間だけでも他の光を落として、誰が見てもアレが「星」だとわかるような誘導は必要だったのではないでしょうか?

折角用意したバージや船やプロジェクションマッピングなので、みんなに見て欲しい気持ちはわかりますが、

あえて消すことによって得られる効果もあると思います。

ですが「見て見て!バージすごいでしょ!プロジェクションマッピングきれいでしょ!」の思いが強すぎたのか、結果的に一番大事な星を埋没させてしまいました。

それが意図的な演出であれば、実に寓話的ではありますが・・・

やはり、ここ数年来ディズニーのショーに漠然と感じていたピントのズレのようなものは健在でした。

その根本的な原因は「観客の視点」が無さすぎるからではないでしょうか?

以前夏に行われていたパイレーツ・オブ・カリビアンをテーマにしたショー「ゲットウェット」の初年度では、

ハーバー上でストーリーが進んでいるのに、ゲストに水をかけまくるもんだから、全然ストーリーが頭に入らず客を置いてけぼりにしました。

ランドの夏の夜のステージショー「オー!サマー・バンザイ!」では、ドナルドダックさんがジャングルの王様なのだという説明があまりにもずさん過ぎて、

最後まで何が起きているのか理解できないショーを作ったり、

いきなりランドのパレードに手下を登場させ、何の説明もないまま「なぁエイトフットォ」と薄ら寒い寸劇を始めたりと、

近年のディズニーのショーは、観客の視点に対する意識があまりにも希薄に感じていました。

「そこはちゃんと伝えなきゃダメだろう」というところは雑に済ませて、どうでもいい媚だけは一生懸命売る。

これで本当に伝わるのか?

本当に大丈夫だろうか?

自己満足になってはいないだろうか?

別に命を削れとか血反吐を吐けとは言いませんし、細部に神は宿るなどとも言う気はありませんが、

やはり作り手の思いというのは、客には伝わるのだなぁとは思いました。

色々文句も言いましたが、久々の大型ハーバーショーですし、派手である事は疑う余地はありません。

何よりバージやプロジェクションマッピング等の技術の進歩の素晴らしさは感じることが出来るショーではありますので、一度見てみる事をおすすめします。

しかし、技術が進歩した事により、高度な映像高度な演出が可能になったからこそ、小手先の技術で大抵のオタは満足させられてしまい、

「物語を作る」「ショーを作る」事の根幹がおろそかになってしまっているのであれば、技術の進歩も考え物です。

それにしても、ディズニーとろじねこさんのこの「ズレ」は、何が原因なのでしょうか?

ディズニーが枯れてしまったのか?

ろじねこさんが変わってしまったのか?

そしてこのズレはいつかまた埋まる日が来るか?

今の若いコがビリーブを見て、かつてファンタズミックを見た時のろじねこさんの様に感動できているのであれば、それで良いのかもしれないとは思うのですが、

SNSであまりにも自分の「感動」を安売りしているコ達を見ると、

そんなんじゃディズニーに買い叩かれるのがオチだぞ。と、心配になってしまいます。

10年後のショーを作るのは私達ではありません。

あなた達なんだから。

ディズニーがこんなショーを作り続けていくのを指をくわえて見ているだけだったくせに、

「昔のショーは良かった」などと恥ずかしげもなく曰わる古参の老害共は、

全員今の若いオタに自分達の世代の不甲斐なさを謝罪しなければならないのかもしれません。

めーたん
じゃ、まずあんたが謝んなさいよ。
ろじねこさん
え?
なんでボクが?

コメント

  1. だっぴー より:

    ろじねこさん、こんにちは。
    いつも楽しくブログ拝見しております。

    ビリーブはTwitter等のSNSを見ると、大絶賛な感想が多く見受けられますね。
    バージのスクリーンはとても大きく綺麗だし、遠くからも見やすいよう迫力のある作りになっており感心しました。

    しかし、内容見て「まじか…」と。
    ストーリーとは何ぞや…。

    それでも大多数の人が感動し涙してくれるから、作り手側からしたら成功なのでしょうね。
    まったく別物ですが、フィルハーマジックの方がストーリー好きです。

    • ろじねこさん より:

      だっぴー さん

      コメントありがとうございます。
      フィルハーマジックいいですよね。
      私も大好きです。
      フィルハーも名場面集みたいな作りですけど、見たあとの満足感が全然違います。すぐにでもまた見たいと思うくらい満足度は高いです。
      ビリーブはド派手ではあるんですけど、終始「私は何を見せられてるんだろう?」と言う疑問符が頭の上を飛び交ったまま終わってしまいました。
      SNS上では圧倒的に高評価が多い様なので、それはそれで良いことなのかもしれませんが、私みたいにショーにいろいろ期待しちゃうオタには、見掛け倒しに見えてしまいました。
      何度か見ていくうちに好きになる事を期待して、暖かく見守ろうと思ってます。

      こんな文句ばっかり言ってるブログですが、のんびり更新していきますので、お暇なときにでも遊びに来てください。