舞浜から年パスが無くなりました。

スポンサーリンク

書くと思ったでしょ?

はい、書きます。

と言う事で、コロナによる休園発表から幾星霜。

遂に年パス保持者に対する対応が発表されました。

結局「全員払い戻し」と言う結論になりました。

当初は「延長か払い戻し」で調整中との事でしたので、延長を希望していた方には残念な決定となりました。

では、今回の決定をろじねこ生活なりに考えてみましょう。

まず一律払い戻しとなった理由を、オリエンタルランドは、以下の様に説明しています。

年間パスポートをお買い上げいただきました来園者(購入者)の方々に本来の十分な価値を提供できなかったことや、このような状況がいつまで続くのか分からないため、払い戻しという決定をさせて頂きました

出典: Yahoo! JAPAN

概ね理由は2点

  1. 現在のパークは、年パスを買った時の金額に見合うサービスを提供出来ていない。
  2. 上記の状態の解消見込みが立たないので、いつまでも待たせるのは忍びない。

まず「1」に関してですが、「本来の十分な価値を提供できなかった」の意味が曖昧な為、なんとも言えませんが、

現在のパークが、コロナ対策の影響で「本来の十分な価値」を提供出来ているとは言えないため、

そんな状態で年パスを利用し、残存日数を消化させるのは申し訳ないので、一旦払い戻しする。

と言う意味なら、それは恐らく嘘だろう。

なぜなら、現在のパークは「本来の十分な価値」を提供出来ていないはずなのに、コロナ前より高い金額でワンデーを売っているからだ。

価値の落ちたパークに、以前と同じの金額で入ってる貰うのは忍びない、と言うのであれば、ワンデーだってコロナ前より安くしなければ辻褄が合わない。

「ワンデーは今の金額で納得して購入しているから問題ない」と言うのであれば、

年パス組にも「今のパークで良いから延長」と言う選択肢を与えても良いはずだ。

「2」に関しても同様です。

いつまでも待たせるのは悪いと言うのは分かりますが、「それでも私待つわ」と言う人には、年パス再開まで待つ選択肢を与えても良いと思う。

つまり上記の2つの理由は、理解できなくはないが「払い戻ししか道は無かったんです。」と言うには、圧倒的に弱い理由に感じました。

つまり、延長対応「出来ない」のではなく「しない」と言う決定をしたと言う事なのでしょう。

この決定はディズニーにとっても痛い出費になるはずです。

今後、再び長期休園になってもおかしくない状況下での払い戻しはリスクも高い。

なのに、そのリスクを冒してでも、この地球上からTDRの年パスを一掃する選択をしたと言う事は、

きっと年パス持ちに「いなくなって欲しい理由」があったのではないでしょうか。

ネット上では、以前から年パス不要論は出ていましたし、

パーク内の問題の多くは、年パス持ちと思われるDオタによるものだったと思われます。

その状況を考えると、ディズニー側も「年パスの無い舞浜」を考えていたとしても不思議ではありません。

ただ、本当に年パスを廃止する場合、相当の労力とリスクが出てきます。

廃止するにしても、事前の告知 → 販売終了 → 一年後に年パス消滅 と長い時間がかかります。

しかし今なら、それらの手順を踏まずに、いきなり年パスを廃止する事が出来ます。

これ以上の好機は無いのかも知れません。

そう考えると休園中の年パス補償問題の結論を、今まで先送りにしてきたのも意味があったような気がしてきます。

ろじねこさんは、年パス問題を放置しているディズニーに「客(年パス持ち)を舐めてるのか?」と思っていましたが、

いまは、あれは年パス持ちのいない舞浜の実験期間だったのではないかと思っています。

年パス持ちをパークから締め出し、「対応は検討中」と言う理由で傍らに保留しつつ、

その間に、年パスの無いパークのデータを集め、

その後、抽選と称して一定量の年パス持ちをパークに入れ、レストランやグッズの売り上げ、そしてワンデーの売り上げ等のデータの変動を観察

その結果、「舞浜に年パスは不要」という結論に達したのではないかとさえ思えてきます。

いずれにせよ、あっけないほど簡単に舞浜から年パスが無くなってしまいました。

いつか舞浜に年パスが帰ってくる日が来るかもしれませんが、それがいつになるかは分かりません。

ろじねこさんは、いつ払い戻しを行うかは決めていませんが、

消化試合の様な12月の抽選が残っていますので、それまでは持ち続ける事にはなるでしょう。

行き場を失ったDオタ達の明日はどっちだ?