ワンマンズ・ドリームⅡが終了しました。
ワンマンズ・ドリームⅡは「ワンマン」の愛称で親しまれた、ディズニーランドのショーで、
2004年7月3日から、実に15年以上開催されていた息の長いショーでした。
当然ろじねこさんが本格的に舞浜に通い始めた頃には始まっていましたが、
トータルでも10回程度しか見ていなかったかと思います。
キライと言う程ではないのですが、大好きと言うほどではなく、
さらに特定のシーズンのみの限定バージョンがあったわけでもなく、
ずっとやっていたので、その気になればいつでも見られると思っていたし、
そして何より、異様に抽選に当たらなかったショーでした。
ただし、とても強い思い入れを持ったファンの多いショーだとは思っていました。
そのため、ショー終了に際して、ろじねこさんがとやかく書く程の資格は無いと思っておりましたが、
これだけ長くランドを支えたショーでありながら、一度も正面から記事にしていないのは、
この時期に辛口レビュアーをやっていた者として、まずかろうと思い、最後にかいてみる事にしました。
そのため、趣旨としては「ワンマンありがとー!!」的なエモーショナルな記事ではなく、
ろじねこさんがワンマンをどう思っていたか、と言う極々私的な記事となります。
ワンマンの終了発表後、改めてワンマンを鑑賞して、
なぜろじねこさんがワンマンに深くはまらなかったを考えました。
モノクロのミッキーさんとミニーさんも登場しますし、
ドナルドダックさんもかわいい。
ヴィランズ達もかっこいい、
レビューショーとしての完成度も高い。
ろじねこさんがハマっても不思議ではない要素はたくさんあるのに、
結局、ほぼ見る事はありませんでした。
おそらく一番の理由は、オムニバス形式のショーだった点ではないかと思います。
比較的ストーリーを重視するろじねこさんにとって、作品紹介のような短編の集まりのショーは、あまり相性が良くない気がします。
あとは、15年前からやっていたためか、舞台装置等が若干地味目に感じていました。
当然、派手で凝った舞台装置があれば良いわけではないですけど、
ステージの広さを考慮しても、同時代に開催されていた他のショーと比べ、少し寂しいステージだなぁとは思っていた。
そしてグランドフィナーレも一度しか鑑賞する事は出来ませんでした。
そして今日、ワンマンは最終公演を終えました。
SNSを見る限り、現地は荒れに荒れていたようです。
ま、これだけ長くやっていれば、あれくらいの混乱は起きるでしょう。
そして明日からは、物心ついた時からショーベースでのレギュラーショーはワンマンしか知らないDオタにとって、
これまで見たことのないランドに突入します。
ワンマンに思い入れを持てなかったろじねこさんにとって、ワンマン終了は絶望するほど悲観的な事ではありませんが、
舞浜に通い始めた時の当たり前だった光景が、また一つ消えてしまった事は、寂しく思っています。
果たして今後、15年も続くようなショーは登場するのでしょうか。
そしてワンマンが終われば、次はシーのファンタズミックです。
ワンマン程ではありませんが、ファンタズミックも長く続いているショーです。
変わっていくことは仕方ありませんし、そこに不満を言うつもりはありませんが、
ここ最近のディズニーを見ていて「新しいのに変わって良くなった」、と言えるものがどれほどあっただろうか?
と考えると、ろじねこさんはあまり思いつきません。
「思い入れ」が邪魔をしているだけかもしれませんが。
とは言え、ワンマンはここまでです。
これほど長く愛されるショーは今後出てこないかもしれません。
さらば白黒ミッキー
さらばフロロー様
さらばワンマンズドリーム
2019年12月13日 ワンマンズ・ドリームⅡ – ザ・マジック・リブズ・オン 終了