情報解禁第2弾
ソアリンです。
遂にソアリンが東京ディズニーシーにて、正式に稼働しました。
トイマニの一強時代が長く続いたシーの開園ダッシュ界に風穴を開けられるのか?
では、辛口レビュアーろじねこさんによる、ソアリン~ファンタスティック・フライト~斬りです。
以降ネタバレを含みますので注意。
素晴らしかったです。
待った甲斐がありました。
ろじねこさんは上海でソアリンは経験済みですので、それをふまえての感想になります。
まず建物は、空を飛ぶとこに生涯を捧げ女性カメリア・ファルコの功績をたたえる展示会会場と言う設定。
ゲストは、会場を周りながら彼女の偉大な功績に触れていく。
そして最後に、この展覧会の目玉である「ファンタスティック・ドリーム・フライヤー」に乗り、世界中の空を回ります。
上海とは全く違う設定でした。
まぁ建物自体が全く違うので、設定の違いは想定の範囲です。
さて肝心な本編ですが、空を飛んでいるような映像に合わせて座席が大きく傾き、あたかも本当に飛んでいるような気になれるアトラクションです。
ただし残念ながら映像は上海版とほぼ同じでした。
最後のシーンが東京でシーに戻ってきて終わりではありましたが、それも想定の範囲でした。
正直言うと、上海版はそれほど好きではありませんでした。
そのため、ソアリンとは「そういうアトラクション」だと思っていましたが、シー版を体験して、その考えは少し変わりました。
上海版を微妙と感じたのは、上海にはソアリンを遥かに凌ぐアトラクションが、少なくとも2つはあります。
「トロン」と「パイレーツ・オブ・カリビアン」です。
その二つが素晴らしく、エキサイティングなアトラクションであったため、
穏やかな「ソアリン」は相対的に物足りなく映っていたのかもしれません。
なので、今回初めて、先入観なくソアリンに乗れて、その素晴らしさを認識出来た気がしました。
さて、具体的にどこが良かったかと言うと、
まず映像への没入感ですが、上海よりも良かった気がします。
何か改良されたのか、ろじねこさんの気持ちの問題なのかはわかりませんが、個人的には上海よりも飛んでいる感じがしました。
次に建物。
上海は、古代の天文台という設定だったので、岩場の洞窟の様な建物で、お世辞にも建築物として美しいとは思えませんでした。
ですがシー版は、ハーバーの雰囲気にマッチした白亜の建物で、とても美しいです。
サンビ裏の通りの雰囲気が大好きだったのですが、ソアリンの登場でそれが損なわれるのを心配していましたが、
景観に関しては完全に杞憂でした。
あと革命的だったのが、スタンバイ列の送風機です。
送風機といいますか、スポットクーラーと言いますか、涼しい風が出る機械が壁に内蔵されていて、その前はとても涼しかったです。
ソアリンの乗り場が地下にあるので、待機列も後半に地階に降りるのですが、
そこにもこれでもかと内蔵クーラーが設置されているので、屋外なのに階段を降り始めた途端に涼しくなりました。
これから酷暑になり、待機列の密集度も上がれば、焼け石に水になる可能性もありますが、とても涼しくてよい試みだと思いました。
ソアリンのスポンサーである「新菱冷熱工業株式会社」様の「さわやかな世界をつくる」という、確固たる信念を感じます。
きっと冬は暖かいのでしょう。
と言うことなので、ろじねこさんをプレビューに招待しなかったことは水に流してあげます。
素晴らしいソアリンですが、あえて個人的な希望を言うと、既に書いていますが、やはり映像は変えて欲しかったです。
全取り替えする必要はありませんが、違う風景も飛んでみたかったです。
そして最後に夜のシーに戻ってきて、ハーバーの上を通過するのですが、
出来ればその時ファンタズミックをやってて欲しかった・・・
100回に1回位の確率でも良いので。
まぁいろいろ問題もあり難しいのはわかりますので、あくまで願望です。
あと、地味痛いのが圏外問題です。
地下の建物に入ると、スマホが圏外になってしまいます。
4回ほど乗って、すべての圏外(ドコモ、au共に)になったので、たまたまでは無さそうです。
ファストパスの取得や、ショーの抽選を考えている方は、建物に入る前に済ませた方がよいでしょう。
そして、気になる方もいると思う「酔いやすさ」ですが、ほぼ気にする必要は無いと思います。
パーク内の映像連動型のアトラクション(スターツアーズ、シーライダー、ストームライザー)は、軒並み一発で酔ってしまうろじねこさんでも、平気でした。
立て続けに2~3回乗らない限り、激しく酔うことはないでしょう。
ちなみに、同乗した連れが徹夜明けの最悪の体調で、酔うんじゃないかと心配していましたが、まったく酔うこともなく楽しんでいました。
と、言うことで遂に日本にもソアリンがやってきました。
SNSでの感想を見ていると、概ね好評なので、
これからのシーのアトラクション界は、ソアリンとトイ・ストーリー・マニアに2強時代に入って行くのでしょう。
ソアリンのファストパス争奪戦や、長時間スタンバイは、これからしばらく続くことになるでしょう。
ろじねこさんはショー派ですが、アプリでもファストパスが取れるようになったので、
なるべくソアリンには乗るようにしたいと思います。