六本木ヒルズで「鬼滅の刃」の原画展見てきた

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ねこまる
こんにちはろじねこくん
ろじねこさん
こんにちは
ねこまる
今日は鬼滅の刃の原画展だね。
ろじねこさん
うん。
ねこまる
最近原画展ばっかり行ってるね。
ろじねこさん
ねこまるくんは鬼滅読んだの?
ねこまる
読んだよ。
ろじねこさん
どうだった?
ねこまる
面白かったし、特に絵が独特で良かったと思う。
ろじねこさん
じゃ、誘って良かったね。
ねこまる
うん。教えてくれなかったら気づかなかったと思うよ。

と言う事でねこまるくんと鬼滅原画展に来ました。

場所は六本木ヒルズの「森アーツセンターギャラリー」です。

六本木ヒルズとは・・・さすが社会現象まで巻き起こした作品です。

ねこまる
でもよくチケット取れたよね。
ろじねこさん
発売日を忘れてて、当日の夕方に思い出して慌てて取ったんだけど、ほとんど売り切れてたね。
ねこまる
だから平日の夕方なんだね。
ろじねこさん
ごめんね。
ねこまる
別にいいよ。

集合時間になったら、会場へと続くとんがり帽子みたいなところに待機列を形成。

時間になったら案内開始とのこと。

ねこまる
前からチケットに確認に来てるよ。
ろじねこさん
そうだね。
ろじねこさん
はいチケット。
ねこまる
ありがとう。
キャストさん
チケット確認いたします。
ろじねこさん
はい。

ねこまる
はい。
キャストさん
ありがとうございます。このあと別のスタッフが個人情報の確認をしますので画面を表示してお待ち下さい。
ろじねこさん
・・・
ねこまる
・・・
ねこまる
画面ってなに?
ろじねこさん
さぁ・・・
ねこまる
個人情報の確認ってなに?
ろじねこさん
さぁ・・・

ねこまる
あ、チケットに小さく事前に個人情報を登録しろって書いてるよ。
ろじねこさん
ほんとに?
ねこまる
登録した?
ろじねこさん
してないよ。
ねこまる
どうしよう、これ入れないパターンじゃない?
ろじねこさん
今やっちゃダメかな?
ねこまる
でもどうやってやるんだろう?

ねこまる
あ、確認のスタッフさんが来てる。
ろじねこさん
どうしよう・・・怒られちゃうかも・・・
キャストさん
個人情報の登録画面を表示の上でお待ち下さい。
キャストさん
なおまだ登録されてない方は、チケットの横のQRコードを読み込んで今の間にご登録下さい。
ろじねこさん
チケットにQRコードがあるって。
ねこまる
じゃそれを読み込んで・・・
ろじねこさん
ってQRコードなんかないじゃん!!
ろじねこさん
どういう事?
ねこまる
もうスタッフの方に聞きましょう。

ねこまる
個人情報登録のQRコードってどこにあるんですか?
キャストさん
あ、このチケットとは別の紙が発券されませんでした?
ねこまる
どう?
ろじねこさん
あぁ、明細みたいのが2枚くらいあったかな?
キャストさん
そちらに記載されてます。
ろじねこさん
持ってきてないよ。
ねこまる
え?
ろじねこさん
だって邪魔だから。
キャストさん
じゃぁ、こちらの紙に記入して受付に提出して下さい。

ねこまる
はい。

ねこまる
良かったね、入れそうで。
ろじねこさん
うん。

カウンターでチケットを発券して個人情報シートを投函したら、エレベーターで会場の52階に移動します。

ねこまる
このエレベーターで一気に52階まで上がるんだね。
ろじねこさん
52階ってすごいよね。

ねこまる
ボクね、エレベーターに乗ってる時いつも思うことがあるんだよね。
ろじねこさん
なぁに?
ねこまる
このエレベーターの床の下って、地面までずぅっと空洞が続いてるんだよね・・・
ろじねこさん
それエレベーターのなかで絶対言っちゃいけないやつだよね。
ねこまる
そう?
ろじねこさん
高所恐怖症の人がいたら泡ふいちゃうよ。
ねこまる
そうだね。特にこれは52階まで行くから、途中で床が抜けたら凄い事になるもんね。
ろじねこさん
君は本当にいい性格してるよね。

そして会場のある52階に到着。

こちらが原画展会場です。

外観の撮影はOKでしたが、会場内は一部を除き撮影不可で、

入り口から入ってすぐのエリアも撮影不可になりますので、外観を撮る際には写り込まないように注意しましょう。

ろじねこさんは、今回の原画展でどうしても確認したいことがありました。

それは、子どもの頃からずっと気になっていたことでもあります。

しかし当時はそれを調べるすべもなく、時間とともにその疑問さえも忘れていました。

それが令和の世になり、鬼滅の刃を見てその疑問を思い出したのです。

それは「髪の中の白い線ってどう描いてるの?」と言う疑問です。

黒い髪に白い線を初めて意識したのは高橋留美子さんの漫画でした。

子どもの頃は「そこだけ白く残すのはめんどくさいから、黒く塗りつぶして白い線を上から引いているのだろう」と思っていましたが、

しばらく経って「いや、そこだけ黒く塗ってないのかもしれない」と思うようになり、一体どっちなんだろうとずっと気になっていました。

そして時を経て、そんな疑問も忘れたある日、

社会現象を起こしている漫画があると聞き、鬼滅の刃を手にした時

「高橋留美子の髪だ!!!」と驚愕しました。

まさか令和の世の最新の漫画でまた黒い髪に白い線を見るとは・・・

実際には他の漫画さんたちも使う書き方なのでしょうが、熱心な漫画読みではないろじねこさんにとっては「高橋留美子の髪」だったのです。

ねこまる
そんなことがあったんだ。
ろじねこさん
うん。だから今回はそれを確かめたくて来たんだ。
ねこまる
わかるといいね。

そして時間になったので入場者特典をもらって入場。

会場はいくつかのブロックに分割されており、

ブロック内は自由に歩き回る事ができますが、一度次のブロックに移動すると前のブロックに戻ることはできないシステムでした。

ねこまる
やっぱりベルセルクの原画展とは客層が違うね。
ろじねこさん
あっちは男の人が多かったけど、こっちはほとんど女の人だね。

ねこまる
どう?髪の書き方は?
ろじねこさん
ん・・・いま見てるんだけど・・・小さくてよくわからないなぁ。

ねこまる
ろじねこくんはもう老眼が始まってるの。
ろじねこさん
ちがうよ。

ろじねこさん
あ、やっぱり白い線のところだけ塗ってないなぁ。
ろじねこさん
どう思う?
ねこまる
ん・・・塗ってない感じだね。
ろじねこさん
やっぱりぃ。
ねこまる
でも白い線を引いてるのもあるね。
ろじねこさん
どこ?
ねこまる
この冨岡義勇の髪とか。
ろじねこさん
あぁ確かに・・・
ねこまる
でも全体的には白く残している方が圧倒的に多いね。
ろじねこさん
うん。
ねこまる
どう?
スッキリした?
ろじねこさん
うん。
高橋留美子さんが同じ書き方をしているかは分からないけど、スッキリした。
ねこまる
じゃ、今度は高橋留美子の原画展やってたら確認に行こうか。
ろじねこさん
そうだね。

ろじねこさん
ねぇねぇ、鬼滅の作者ってよく「絵が下手」って言われてるけど、ねこまるくん的にはどう思う?

ねこまる
確かに、いわゆる「画力」で漫画史に残るような漫画家では無いとは思うけど、漫画の絵の「うまさ」って必ずしもデッサンとかパースとかだけとは言えないからね。
ろじねこさん
と言うと?
ねこまる
鬼滅の刃の世界って、作者の「頭の中」にもともとあったわけじゃない?
ろじねこさん
そうだね。
ねこまる
それを作者の吾峠呼世晴が、絵と文字を使用した「漫画」と言う手法で他の人にもわかるように表現したんだよね。
ろじねこさん
うん。
ねこまる
じゃ、その「絵」の部分をぐぅの音も出ないくらい上手いイラストレーターの人が代わりに描いたとして、今ほど面白い漫画になるかと言ったら怪しいよね。
ろじねこさん
そうかも。
鬼滅の独特の感じはなくなっちゃうかもね。

ねこまる
ボクもそう思う。
ねこまる
それは「頭の中にある世界」を「描けてる」って事だと思うんだよね。
本人の満足度は別にして。
ねこまる
だから「頭の中」にある「言葉では言い表せない世界」を紙の上に再現できていると言う事は、ボクは下手とは言えないと思うんだよね。
下手な人はそもそもその世界を再現できないから。
ろじねこさん
そうだよね。
ねこまる
ボクは、絵は上手いけど書きたいものがない漫画家よりも、狭くても書きたい世界を描ける漫画家のほうを評価したいな。
たとえデッサンが狂った絵を描いてたとしてもね。

などと漫画談義をしながら原画展をまわりました。

ろじねこさん
結局2時間以上かかったね。
ねこまる
人も多かったしね。

ねこまる
どうだった?
ろじねこさん
良かったけどボクの大好きな茶々丸の原画がほとんどなかったのが不満かな。
ねこまる
たしかに無かったね。
ろじねこさん
グッズくらいはあるだろうと思ってたんだけど、それもなかった。
ねこまる
客層的にネコは求められてないかもね。

ろじねこさん
ねこまるくんはどうだった?
ねこまる
さっき鬼滅の絵の話をしたけど、正直単純に「絵」と言う意味ではあんまり期待はしてなかったんだよね。
ねこまる
でも実際に原画を見たら、すごく良かった。
ろじねこさん
良かったよね。
ねこまる
失礼だけど「え?この人こんなきれいな絵を描いてたっけ?」って思った。

ろじねこさん
ボクもいくつかの原画展行ったけど、印刷物と原画のギャップはこの人が一番あったかも。
もちろんいい意味でのギャップが。
ねこまる
また原画展があったら誘ってよ。
ろじねこさん
うん。
探しておくよ。

と言う事で、鬼滅の刃原画展でした。

また面白そうな原画展があったら行ってみたいです。