辛口レビュアーろじねこさん フェスティバル・オブ・ミスティーク 斬り

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「フェスティバル・オブ・ミスティーク」を見てきました。

本来は、カレンダー通り明日の土曜に見にくる予定でしたが、矢も盾もたまらず、持病の仮病を発症して見に来ちゃった。

2015~2018年まで続いた傑作ショー「ザ・ヴィランズワールド」の後を受けて始まった「フェスティバル・オブ・ミスティーク」。

果たして名作ヴィラワを越えられるのか?

では、辛口レビュアーろじねこさんによる、「フェスティバル・オブ・ミスティーク」斬りです。

以降、ネタバレを含みますのでご注意下さい。

我が世の春が来た!!!!

ショーに呼ばれない事さえあるプルートさんが、まさかの大活躍するショーでした。

港に現れた美しい三人の娘。

彼女等と共に、ポルトパラディーゾのハロウィンパーティーを楽しむミッキーさん達。

しかしこれは封じ込められた魔王を復活させるための、セイレーンの末裔達による罠だったのです。

この罠を野生の感で察知したプルートさんは、必死に吠えて危険を知らせるも、

すでに術中に落ちつつあったミッキーさんには届かず、

辛うじて、ミニーさん達が退避するのが精一杯でした。

そして魔王復活の儀式も終盤。

いよいよ魔王復活と言う時に、ミニーさん達がポルトパラディーゾに舞い戻り、

ミッキーさん達を助け出し、魔王復活の阻止に成功。

ハーバーに楽しいハロウィン帰ってきました・・・

しかしセイレーン達はまだ諦めた訳ではない・・・

良かったです。

正直に申し上げると、ヴィラワ初見の時のような、震えるような感動はありませんでしたが、

ショー単体としては、素晴らしいショーだったと思います。

まずは良かった点

ストーリーがわかりやすかった。

オーサマーとは違い、ちゃんと状況が変わっていく様が、音楽やキャラクターの台詞で分かりやすく表現されているので、

とてもスムーズにショーに入っていけました。

次に面白かったのは、ほぼ語られる事の無くなった「ポルトパラディーゾ」誕生の物語に、再度光を当てた点です。

この「フェスティバル・オブ・ミスティーク」は、ディズニーシー開業時に上演されていたレギュラーショー「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」の物語と繋がっています。

「フェスティバル・オブ・ミスティーク」はおそらく今後3年は上演されるでしょう。

つまり、2年後の東京ディズニーシー20周年メモリアルイヤーにも、上演される可能性が高いです。

そしてそこで、「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」から続く「ポルトパラディーゾ」の物語に一つの区切りを付けて、新たなポルトパラディーゾの物語を築いていく予定なのでしょうか。

基本的には、過去のショーを前提とするストーリーや演出は好きではありませんが、20周年の区切りに合わせた特別なストーリーなら納得できます。

そして、「フェスティバル・オブ・ミスティーク」は音楽も素晴らしかったです。

ヴィラワの様な「かっこいい」音楽ではなく、どこか人を不安にさせるおどろおどろしい音楽と、

後半の底抜けに明るいハロウィンパーティーのコントラストがなかなか楽しかったです。

さて、良くなかった点ですが、

特に無かったです。

あったとしても、「ヴィラワと比べて」と言う感じで、このショー単体では大きな欠点は見あたりませんでした。

唯一「またか・・・」と思った点は、ミッキーさんやドナルドダックさんといった男性陣が、セイレーンの罠にはまり、ミニーさん達女性陣がそれを助けると言う、

最近至る所で見かける「有能な女、無能な男」なストーリーだった所でしょうか。

ですが、それも騙された面子を見ると、すぐに騙されそうな面子なので、まぁいいでしょう。

さて、フェスティバル・オブ・ミスティークで個人的に良かったのは、ミッキーさんです。

先日始まった「ソング・オブ・ミラージュ」の「ミニー!!君をリオドラードへ連れて行くよ!!」と言う青春真っ只中の様なセリフで、

ろじねこさん的には評価が爆上がりだったミッキーさんですが、

今回のショーでは、危険を知らせるプルートさんを「いい子にしなくちゃダメだよ」と叱りつけたり、

知らなかったとはいえ「みんなももっと元気に!!」と魔王復活に協力してしまったりと、一瞬で評価を爆下げしてしまいました。

そんなミッキーさんがたまらなく好きです。

と、ろじねこさん的には、なかなかよかった「フェスティバル・オブ・ミスティーク」ですが、

傑作ショーか?と聞かれると、少し迷ってしまいます。

素晴らしいショーです。

何度でも見たいと思えるショーでした。

今年の新シーズンショーの中では、ダントツの出来だと思っています。

ですが、ろじねこ生活的傑作ショーへの最後の壁は越えられなかったかな?と言う印象もあります。

しかし、その壁は単に「ろじねこさんの好みか?」と言う壁なので、それを越えずとも素晴らしいショーはたくさんありますし、

越えてくれたらろじねこさんが幸せになるだけの壁なので、越えなくても問題はありません。

と言うことで、名作ヴィラワの後という過酷な環境ではありましたが、「フェスティバル・オブ・ミスティーク」は、その重圧をはねのける素晴らしいショーでした。

きっとこれから何度と見ていく度に、どんどん好きになれそうな、そんな予感のするショーでした。

明日も見に行こう!!

コメント

  1. ドナドナ より:

    いつもありがとうございます
    更新楽しみにしています!!

    9月22日にランドに行くのでスプーキーの方のレポも見たいなぁなんて勝手なお願いです

    シーには行けないのでろじねこさんのレポと写真が見れて幸せでした

    これからも楽しみにしています!!

    • ろじねこさん より:

      ドナドナ さん

      コメントありがとうございます。

      スプーキー”BOO!”パレードの感想を書きました。
      いつものように深く考えずに思ったことを書き連ねているだけなので、いたるところに間違いがあると思います。
      9/22にランドに行かれる際には、もっとちゃんとした方のちゃんとしたレビューを参考にされると良いと思います。

      シーに行かれないのは残念ですが、スプブをはじめ、ランドのハロウィンも相変わらず素晴らしいですので楽しんで来てください。

      書きたい事はいっぱいあるのですが、なかなか時間が取れず書けずじまいになっておりますが、これからもほどほど頑張って更新していきますので、お暇な時にでも遊びに来てください。