辛口レビュアーろじねこさん ドリーミング・アップ!斬り

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遂にディズニーランド35周年が始まりました。

新しい昼パレード「ドリーミング・アップ!」通常版と、スペシャルナイトの夜バージョンを見てきました。

では、恒例の辛口レビュアーろじねこさんによる、ドリーミング・アップ!斬りです。

以降、ネタバレを含みますのでご注意

よかったです。

よかったのですが盛り上がりと言う意味では、ハピネスの方が盛り上がったかも、とも思いました。

とりあえず感じたことを書きなぐってみます。

まず、音楽が素晴らしいです。

ろじねこさんは大好きです。

ですが、途中から何か「しっくり来ない」気がしてきました。

これはパレードで使うべき音楽なのでしょうか?

どちらかと言うと、映画のエンディングとかに流れてそうな音楽だなぁと、思いながら後半は聞いていました。

とても良い曲ですし、ろじねこさんは大好きです。

パーク内の音楽の中でも屈指の名曲だと思います。

ただパレードの選曲として満点と呼べる選曲だったのでしょうか?

そもそも35周年のテーマソング”Brand New Day”は、どこ行ったんだ?

最初にあの曲を聞いたとき、アレがパレードでも使われると思っていたので、

これは盛り上がりそうだなぁ・・・と思ったのにもったいない。

ひょっとしたら35周年の終盤グランドフィナーレバージョンのドリーミング・アップ!が開催された時に、”Brand New Day”が挿入されるのかもしれません。

そしたら盛り上がるだろうなぁ・・・

ぜひお願いします。

あとはダンサーさんの衣装かっこよかったです。

ハピネスは、オモチャの様な可愛らしさがありましたが、

ドリーミングアップは、かっこいいなぁと感じました。

次に思ったのは、フロートの大きさ

フロートの作りはかなり凝っていますが、大きさはハピネスと比べると、全体的に小さくなっている気がしました。

推測ですが、ハピネスのフロートは華やかで大きいかわりに、風の影響を受けやすく安全面での心配はありました。

そのため、ドリーミングアップは、全体的に大きさを縮小する代わりに、多少の風でも開催出来るよう転換したのではないでしょうか。

もしその推測が正しければ、今後ハピネスの様な巨大フロートが連発するパレードは、出てこないと言うことでしょうか。

大きいのはそれだけでテンションが上がりますが、ちょっと風が吹いたら中止では寂しいですから、安定性、安全性重視は、歓迎です。

と言う事で、35周年の目玉「ドリーミング・アップ!」でしたが、

ろじねこさんは、ハピネスとは違う切り口で来たなぁ、と感じました。

ハピネスは、どちらかと言うとフワッとした抽象的なものに包み込まれて幸せを感じるパレードだったような気がしますが、

ドリーミングは、もっと現実的で、手が触れられそうな感じがしました。

そのため、ハピネスの様なスケール感は無いかもしれませんが、ハピネスに無かったダイレクトに感じる現実的な良さがあります。

言い換えれば、ハピネスディズニーの思想や信念を体現するパレードだったとすると、

ドリーミングは、もっと明確の形を持ったシーズンイベントのパレードに近いのかもしれません。

抽象的ではなく、もっと具体的・現実的と言う意味で。

ろじねこさんは、どちらの方がより好きかと言うと、やっぱり現実的な方が分かりやすいので好きです。

レビュアー的にも扱いやすいですし、

それにディズニーを体現するパレードの場合、必ずその先にエレクトリカルパレードが出てきます。

ハピネスは素晴らしいパレードでしたが、最後まで深くのめり込めなかったのは、

その先にエレクトリカルパレードが見え隠れしていたからかもしれません。

言葉は悪いですが、エレクトリカルパレードがある以上、同じ方向性では、なかなか一番には なりづらかったのかもしれません。(ろじねこさんの中で)

そういう意味では、ディズニーの本流はエレクトリカルパレードに任せ、

もっと身近なパレードとしてドリーミングアップを作ったのであれば、ろじねこさん的には大歓迎ではあります。

と言う事で、昼の新パレード「ドリーミング・アップ!」の、ろじねこさんなりの感想でした。

ドリーミングアップは、きっとハピネスのように何年も続いて行くことになるのでしょう。

となると、ある程度の時間が経ち、ドリーミングアップランドの日常の一部になった時、デイタイムパレードとしての真価が問われて来るのでしょう。

とりあえずろじねこさんにとっては、今のところ大絶賛とまでは行かないものの、とても良いパレードでした。

今後が楽しみです。