レミーのショーでモヤモヤしたままザンビ前を後にしたろじねこさんは、
今回のメインショー「ピクサー・プレイタイム・パルズ」を鑑賞するためにミキ広へ。
まず目についたのが、セット。
こんなの見たこと無い!!
そして結構、手間とお金がかかってそう・・・
セットの質とショーの質とが比例するわけではありませんが、
凝ったセットを見るとテンションも上がります。
と、言うことで 辛口レビュアーろじねこさんによる「ピクサー・プレイタイム・パルズ」斬りです。
以降、ネタバレを含みますのでご注意下さい。
シーはこの時期にまともなショーを作る気はないのでしょうか?
今回のショーは、ピクサー作品にまつわるゲームを楽しんでいくと言う、ゲスト参加型のショーです。
座り見が4分割されていて、そのブロック毎が一つのチームとなり、競いあったり協力したりしていきます。
座り見4分割されているミキ広のショーと言えば、カムジョインが思い出されます。
詳しくはコチラ
あれも同じ時期で、同じ様な参加型のショーでした。
シャインオンは別として、また同じスタイルのショーを同じ春先に作り、
しかもセットの力の入れようから、プレイタイム・パルズは今後数年は続けるつもりだろう事実を鑑みると、
ディズニーは春先のシーに鑑賞型のショーを持ってくる気は無いと言うことでしょう。
では何故ゲーム型のショーをこの春先に持ってきているのか?
考えられるのは「春キャン」です。
春キャンとは、「キャンパスデーパスポート」と言う、この時期発売される学生限定の割引パスポートです。
そのため、この時期は学生の割合が大幅に増えます。
では何故春キャンなら参加型のショーになるのか?
今回のプレイタイム・パルズは、いろんなゲームをしますが、最終的な目的がありません。
世界を平和にするためでも、賞金を奪い合っているわけでもありません。
ただルールがあり、ただ争っている、ただそれだけ。
これは言わばテレビのバラエティー番組と同じです。
ルールがあり、争っている様なシチュエーションを作り、楽しい様な気にさせる・・・
つまり春キャン時期は若い学生が増えるから、
テーマやメッセージを含んだ小難しいショーよりも、
バラエティー番組の様な、楽しみ方から盛り上がり方まで教えてくれるプレイタイム・パルズの様なショーが向いていると言う判断なのでしょうか。
ではろじねこさんは参加型のショーをどう思っているかと言うと、
ご想像通りいまいち好きにはなれません。
しかし要らないとも思いません。
でもミキ広なのか?とは思います。
ミキ広は、ディズニーシーの檜舞台です。
そこでやることなのか?
アメフロや、ザンビ前やアラビアンではダメなのか?
これはごく個人的な思い入れでしかありませんが、ミキ広やリドは、ディズニーが胸を張って見せられる極上のショーを持ってきて貰いたいのです。
プレイタイム・パルズがそれだと言われれば、返す言葉もありませんが・・・
という事で、最初にテンションが上がった舞台セットですが、
ショー観賞後見てみると、あれはバラエティー番組のセットだったのか!!、と気づかされました。
ただ、悪いところばかりではありません。
終盤惜しげもなく登場するピクサーキャラクター達が勢ぞろいするところは、
やはり圧巻で、感動します。
ひょっとしたら、座り見席でゲームに参加すると感想も変わるかもしれませんが、
とりあえず、ろじねこさん的には「バラエティー番組みたいだなぁ」と言う感想でした。
そりゃいいけど、プレイタイム・パルズは所々過去のショーを思い出させる所がありました。
ゲージが上下するのは爽涼鼓舞を思い出しますし、
トイ・ストーリーパートの、ポーズを取るゲームは手下のアトモスを思い出しましたし、
ニモ達の入ったボールを飛ばしあうのは、フォリーズを思い出して、ニヤっとしました。
あと最後になりますが・・・
カナシミ可愛すぎ!!