ついにこの日が来てしまいました。
11月30日 漫画家の水木しげるさんがお亡くなりになりました。
ろじねこさんは水木さんが大好きでした。
子どもの頃「ゲゲゲの鬼太郎」が好きで、それ以降ずっと好きです。
おそらく 壮絶な戦争体験から来るであろう、達観とも諦観ともとれる世界観
にもかかわらず飄々としたキャラクター
もう二度とこのような漫画家は現れないでしょう。
ろじねこさんが 一番好きな水木作品は「悪魔くん千年王国」です。
天才児 悪魔くんが 様々な矛盾に満ちたこの世界を 皆が幸せに暮らせる千年王国に変えようと奮闘する物語です。
己の理想を疑わず、革命へと突き進む 無垢な悪魔くんと
冷静にその悪魔くんを利用しようとする大人との対比が残酷でおもしろいです。
悪魔くんのことを「世界を一色で塗りつぶそうなんて世間知らずの少年が一度はかかる病気だ」と評したりする辺り 水木さんらしくてたまらなく好きです。
ずっと秘密にしていましたが
実は ろじねこさんが自分のことを「ろじねこさん」と呼んでいるのは
水木しげるさんが自分のことを「水木さん」と言っているののマネだったのです。
これからもろじねこさんは人のうしろをあるきつづけます。
いままでありがとうございました。
心からご冥福をお祈りいたします。
フハッ!