熊本城の現状を確認したあと、益城を通って家へと戻る事にしました。
熊本市内は所々ブルーシートや、ひび割れがあるものの
半年たった事もあってか、一見すると大災害が起こったとは思えないところも有りましたが
不思議と益城に入ったとたん、全壊やほぼ全壊の家が現れだした。
しかしテレビで見たほどのひどい状況ではなくなってはいました。
更地が多かったので、おそらく全壊した家屋の多くは
もうあらかた取り壊しは終わっているのだろう。
しかしまだ残る傾いた家などを見るとやはり怖くなる。
まっすぐしているはずのものが傾いていたり
閉じているはずのものが裂けていると、言い様のない不安感に襲われる。
しかし不思議なことに、倒壊が多かった地区から2~300メートル移動すると
ビックリするくらい地震の痕跡が見当たらなくなる。
当然、家の中はメチャクチャになったのだろうが。
なんだか不思議な感じだった
そして翌日
墓参りの為に阿蘇に向かった。
朝早く出たので、山の途中で霧に遭遇
そして阿蘇神社
やはりまだひどいままだった。
ほぼ同じ場所から撮った 一年前の阿蘇神社と今の阿蘇神社
熊本城の時も感じたが、立っているべきものが崩れているのを見るのは、結構にくるものがある
きっと いろいろ調べながらゆっくりと解体していくのだろう・・・
個人的な話ですが、阿蘇神社にはいろいろと思い出がありますので
時間がかかってもよいが、何としても以前の姿を取り戻してもらわなければ困ります。
※一年前の阿蘇神社
陰鬱とした気持ちを引きずっていたら ねこさん発見
さらにもう一匹発見
記念写真
阿蘇神社のひどい映像を見ていたので、さぞかし周りも大変なことになっていることだろう・・・
と思っていたが、周りは表面的には酷い被害は少なかった。
途中 おいしそうなカレーパンがあったので 朝食代わりに食べて
出発です。
これからお墓参りをして、南阿蘇を回って帰ります。