池袋で開催されていた「ベルセルク」の原画展、「大ベルセルク展」に行ってきました。
ベルセルクとは「ヤングアニマル」で1989年から連載されている日本のダークファンタジーの金字塔とも呼ばれる漫画です。
しかし残念ながら今年作者である三浦建太郎氏が急死した事により、未完の作品となる事がほぼ確定的となってしまいました。
【三浦建太郎先生 ご逝去の報】
『ベルセルク』の作者である三浦建太郎先生が、2021年5月6日、急性大動脈解離のため、ご逝去されました。三浦先生の画業に最大の敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。
2021年5月20日 株式会社白泉社 ヤングアニマル編集部 pic.twitter.com/baBBo4J2kL— ベルセルク公式ツイッター (@berserk_project) May 20, 2021
ろじねこさんとベルセルクの出会いは、学生時代にまでさかのぼります。
当時親交のあった、およそ漫画なんか読まなそうな方の本棚に、突然ベルセルクなる漫画が並び始めて、
なんじゃこりゃ?と思っていたら「面白いから読んでみな」と勧められたのがキッカケでした。
当初はグロく残酷で、決してキレイとは言い難い絵柄に「あぁ~無理だわぁ〜」と思っていたのですが、
多くの方達と同じ様に「黄金時代編」でドハマリして、読むのが止まらなくなったクチです。
それまで無垢でロマンチストだったろじねこさんは、漫画などの「お話し」はどこか別の世界の物語だと、漠然と受け止めていましたが、
ベルセルクの物語の中の「怒り」や「嫉妬」や「憧れ」等は、自分達が現実世界で触れているそれと同じ存在感があり、
子どもながらに「これはろじねこさん達の話だ」と思った事を覚えています。
その後、ベルセルクはまさかのアニメ化(当時は本当にアニメ化されるなんて夢にも思っていませんでした。)を経て、ベルセルクは国民的な作品になって行きました。
そんなベルセルクの原画展が池袋で開催されましたので、行ってきました。
行ってきたのは『「蝕」の夜』と言うイベント日です。
『「蝕」の夜』は、展示内容等は変わらないのですが、通常撮影不可の蝕エリアの静止画での撮影が可能になるのと、
限定グッズがもらえる抽選会に参加出来ました。
ただし、可能な限り「黒」い装飾物を付けて来ることが推奨されています。
今日のイベント名って『「蝕」の夜』だよね。
と言う事でろじねこさん達も並びました。
今日の入場は特種で、通常入場は常に行なわれているのですが、『「触」の夜』希望者は18:00から形成される専用待機列に並び、
18:30より順次限定グッズの抽選を受けた後、入場。
と言う流れです。
黒いもの付けて来るの忘れちゃったんだ。
それなら大丈夫だと思うよ。
ボクのお腹の毛は真っ白だよ。
と言う事で、ろじねこさん達の抽選が近づいてきました。
気を付けるよ。
そして遂にろじねこさん達の番が来ました。
お姉さんが回すんですか?
コロナ対策です。
ガラガラ・・・
ガラガラ・・・
自分で回してないから、はずれた感も全く無いけど、ボク達ははずれたんだよ。
アレだとはずれたのはお姉さんだよね。
ごねても仕方ないので、中に入りました。
展示内容は、作品世界の時間順に原画やフィギュアが展示されており、
蝕エリア以外のフィギュア等の立体物は撮影可能で、入り口のメインビジュアルを除くすべての絵が撮影不可でした。(今日は蝕ナイトなので、蝕エリアも撮影可)
絵柄は好き嫌いがあると思うけど、あの書き込みの凄さは誰の目にもすごいよね。
作品がら仕方ないよね。
と言う事で、池袋で行われた「大ベルセルク展」でした。
「大ベルセルク展」は全国巡回が決定してはいるのですが、大阪以外は決まっていない様です。
また行けそうな場所で開催されたら遊びに行きたいです。
最近いろんな原画展に行ってるので、これからも気になった原画展には積極的に行ってみたいと思います。