「プロフェッショナル 仕事の流儀」ディズニー特集に関する2～3の考察

気が付けば自粛生活が始まって早2ヶ月余り・・・

 

前回告白した通りネタが完全に枯渇した状態であります。

 

 

 

と言う事で、過去のネタに手を出すことにしました。

 

 

ろじねこさんはこれまでいろんな記事を書いて来ましたが、書きたい事を全て記事に出来たわけではありません。

 

様々な要因で記事にするタイミングを逸して、そのまま流れてしまった物もいくつかあります。

 

良い機会なので、さかのぼってそれらを記事にしてみたいと思います。

 

最終的には、ろじねこ生活史上に残る、あの伝説の「お蔵入り」回が、遂に日の目を見ることになるかもしれません。

 

 

今回は、先日NHKにて放送された「プロフェッショナル仕事の流儀 〜“夢の国スペシャル 知られざる、魔法の秘密”〜」について「2〜3の考察」を書いてみたいと思います。

出典：プロフェッショナル 仕事の流儀 公式サイト

 

放送されたのが2020年3月31日なので、覚えていない方もいるかと思いますので、内容は以下の通りです。

あの超人気テーマパークで史上初となる長期密着取材が実現！ホウキ片手に園内を歩き回る清掃のプロ、夜に保守・点検を行うメンテナンスのスペシャリストに密着。その仕事から見えてきたのは「誰かを笑顔にしたい」という姿勢だった。休園のため春休みに行けなかった人たちに向けて。そして、世の中が重苦しい空気に包まれている今だからこそ、人知れず、誰かの笑顔のために生きるプロフェッショナルたちの物語をお届けする。

出典:プロフェショナル 仕事の流儀 公式サイト

 

主に2人のキャストさんに焦点を当てた作りになっていました。

 

1人は「カストーディアルキャスト」と呼ばれる、園内の清掃を担当するスタッフの女性。

 

もう1人は、アトラクションなどのメンテナンスを行う男性のキャストさん。

 

この2人の、仕事内容と彼らの半生とディズニーで働き始めた経緯、そしてそれにより起きた心の変化等を通じ、テーマパークで働く「プロフェッショナル」とは何かを伝える内容でした。

 

 

 

さて、ろじねこさんの感想はと言うと・・・

 

 

 

 

微妙でした。

 

非常に難しい問題ではありますが、個人的にはパークが裏側を見せるのはあまり好きではありません。

 

これは本当に難しい問題です。

 

特に舞浜は「夢の国」と呼ばれているだけあって「ファンタジー」色の強いテーマパークです。

 

その「夢の国」は、どこまで裏側を見せるべきなのか・・・

 

 

ろじねこさんは日頃から「ディズニーは神が作った夢の国ではなく、人の作ったテーマパークだ」と書いて来ました。

 

ただ、それと裏側を見せる事とは違います。

 

ろじねこさんは、「ディズニーは『夢の国』」と言う世界を楽しんでいます。

 

それは「リアル」か「ファンタジー」かという単純な2元論ではなく、まったく別次元の話です。

 

 

多くの人がいろんな情報を知ることが出来て、かつ発信する事が出来る様になり、

 

世の中が「虚構」や「ファンタジー」に対して、以前の様な寛容さを持てなくなった気がします。

他者の信じるファンタジーに対しては特に。

 

そんな世の中なので、いつまでも「夢の国」とは言ってられなくなってしまったのかも知れませんが、

 

一度タネを明かしてしまった以上、二度ともとに戻す事は出来ません。

 

「以前テレビで機械のメンテナンスをしている人を見せたけど、あれは嘘で本当は魔法で動いているんです。」とはいかないのです。

 

 

でも、他者の信じるファンタジーに対する寛容さを失った現在では、

 

「真実」と言う つまらないけど最強の武器を持った群衆に襲撃される前に、

 

「夢の国」から「夢の国という設定」への軟着陸を目指すのは仕方がないのかも知れません。

 

 

真実だけを振り回せば、そりゃ誰も文句は言えないかも知れませんが、

 

虚構をすべて排した世界は、きっと混沌とした世界ほどのワクワク感は残ってはいないでしょう。

 

 

夢の国が有ったっていいじゃない。

 

虚構を楽しめるのは人間の特権です。

 

ろじねこさんは、楽しい嘘を楽しみたいです。

 

他人の楽しむ嘘にも寛容になりたいです。

 

そして、「夢の国」にはいつまでも「夢の国」でいて欲しいです。

 

例え周りの人がそのファンタジーをどう思っていたとしてもです。

 

 

結局のところ、ろじねこさんは「『ろじねこさん』との『ディズニー』」にしか興味がないのでしょう。

 

他の人が「ディズニー」に何を求めて、どう付き合い、どれくらいの時間を費やすかはその人次第だと思っていますので、

 

その事が「『ろじねこさん』との『ディズニー』」に影響を与えない限り、少なくとも”ろじねこさんにとっては“どうでも良い事なのかもしれません。

 

「ある人」の人生の意味や、その価値を他人が勝手に決められない様に、

 

「ある人」の幸や不幸も他人が決める事ではなく、その本人が決める事ですから。

 

 

プロフェッショナル 仕事の流儀を見ながらそんな事を思いました。

 

 

と言う事で、書きそびれていたプロフェッショナル 仕事の流儀の感想でした。

 

あといくつか書きそびれた記事がありますが、果たしてあと何週間もつか・・・

 

 

ネタ切れにならない様にのんびり更新していきますから、気長にお付き合いください。