さらばハピネス・イズ・ヒア と、それでも言わねばならぬ事

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遂にハピネスイズヒアが終了しました。

ろじねこさんは、前日の日曜日に最後のお別れを済ませてきました。

ハピネスは、前回のランド周年イベントである、30周年 ザ・ハピネス・イヤー目玉の一つとして始まったパレードで、

30周年イベント終了と共に、終了すると思っていましたが、

まさかのレギュラーパレードとして、ハピネスイヤー終了後もランドの昼のパレードとして活躍してきました。

しかし今日、35周年記念パレードの登場にあわせて終了しました。

ハピネスは、長く愛されていたパレードであると同時に、30周年終了以降、世界で唯一30周年限定コスチューム(通称 金コス)が見られるパレードでした。

これにより、30周年は完全に終わり、ディズニーは遂に史上最大と謳われる35周年のお祭りに突入していく事になります。

さて、ハピネスと言えば、最初に思い出すのはフロートの大きさです。

ハピネスの初見はスニークでしたが、フロートの大きさに驚愕した記憶があります。

ただ大きいだけでも、非日常感が増してテンションが上がります。

ただろじねこさんはショー派ですし、さらに毎日開催されているパレードとなると、どうしても待ってでも見ようと言う気は起きづらく

別のショーやパレードを待つついでに見た。と言うことが多かった気がします。

でも、とても好きなパレードではありました。

音楽も素晴らしかったですし、華やかでお祭り感に溢れておりとても楽しかったです。

特に好きだったのは、プリンセスフロート

ラプンッェルさんの露払いの後に登場するプリンセスフロートは、

シンデレラさんベルさんオーロラさん一同に乗り合わせるフロートで、そうそうお目にかかれる代物ではではありません。

あとは、ニモのかもめフロートも大好きでした。

基本的に映画は吹き替えで見るので、最初はかもめの「マイン、マイン・・・」の意味が分かりませんでしたが、独特の声とリズムが好きで、

ハピネスと言うと、真っ先に思い出すのは「マイン、マイン・・・」のところです。

他にも、ひよこミッキーさん達の巨大フロートティガーさん越しのプーさんなど

思い起こすと好きな所だらけでした。

終わってしまうのが寂しいのは、どうすることも出来ませんが、

充分楽しんだか?と聞かれると、

もう充分楽しんだのかもしれません。

と言う事で、30周年とともに始まったハピネスイズヒアは、これにて終了です。

さらば巨大フロート

さらばかもめ達

さらば毎日パーク内を練り歩いた多くのキャラクター達

さらばハピネス・イズ・ヒア

これからもハピネスは、きっとここに。

という事でハピネスは終わりました。

多くの方が、寂しさとハピネスに包まれている事でしょう・・・

そんな中で申し訳ありませんが、言わねばならない事があります。

おそらく今日のハピネスに関して、ろじねこさんと同じ”引っ掛かり”を感じた方もいらっしゃるでしょう。

でも、このハピネスに包まれた空気の中、言い出しづらい方もいるかもしれません。

なので、ろじねこさんが言います。

どうせろじねこさんはDオタ界の鼻つまみ者ですから、多少アンチが増えてもちょっと悲しいだけですから。

ろじねこさんの言いたい事は・・・

今日、ハピネスは開催すべきだったのか?

と言う事です。

ろじねこさんは現地にいませんでしたので、ネット等の情報のみになりますが、

現地は同時間帯、とても風が強かったと聞きます。

動画などを見ても、フロートがかなり風に煽られていますし、風の音も大きいです。

情報の真偽は分かりませんが、開始時間を遅らせてでもやる気だとの情報も入って来ました。

その様な状況を考えると、本来であれば風キャン(強風のため中止)レベルの状態ではあったけど、

今日が最終日だから、無理をしてでも開催(決行と言ってもよいかもしれません)したのではないかとも思えてきます。

もしそうなら、その判断は正しかったのでしょうか?

パレードはショーとは違い、大きなフロート観客のすぐそばを通過します。

もし風に煽られてフロートが横転、あるいは飾り等が破損し飛ばされたりしたら大きな問題が発生します。

そのため少しでも危険があれば、いつも中止にしています。

今日の判断が、いつも通りの基準に照らし合わせた結果、開催という結論に達したのか、

それとも多くのファンが待っているし、最終日だから、本来なら風キャンだけど決行されたのかは分かりませんが、

推測するに、かなりシビアな状況ではあったと思います。

もしかするとフロートが転倒するレベルの風を「10」と仮定し、通常は「5」程度でも風キャンにしていて、

今日は「6」程度だったので、十分安全であるため開催したのかもしれません。

ろじねこさんには内情は分かりませんが、何かがあってからでは遅いと言うのは皆の共通の思いでしょう。

Dオタ最終日ともなれば、勝手に盛り上がって周りが見えなくなる生き物です。

でも、中の人達常に冷静でいてほしいのです。

特に命に関わりかねない判断を下す人は。

今回の「開催」と言う判断が、Dオタ達の熱や、出演者達に有終の美を飾らせてあげたいとのおもいに流された部分が、微塵も無かったと言い切れるのでしょうか。

ひょっとすると今回は、結果オーライだっただけなのではないでしょうか。

でも、悪天候の最終日の度にギャンブルまがいの事をしていては、いつかオーライではない結果が出てしまいます。

そうなってからでは遅いのです。

ネット上では、強風の中でも開催してくれたディズニーに対して、感謝する言葉を多く見かけました。

シビアな状況の中、なんとか開催しようと裏で奔走してくれた人達に対しては、一ファンとして、とてもありがたく思うし、感動すら覚えるのですが、

この熱気が、いつか取り返しのつかない事態に繋がるのではないか、との不安を消す事が出来ません。

絶対に熱に流されないで欲しいのです。

切に願います。

皆がハピネスに包まれる中、水を差すようで申し訳ありませんが、

本当にハピネスは開催すべきだったのか?

もう一度考えてみてほしいのです。