遂にろじねこさんがハリー・ポッターの体験型施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」に行ってきました。
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」(スタツア)とは、東京にあった豊島園遊園地の跡地に作られた、ハリーポッターの映画の舞台裏に触れる事が出来る施設です。
2023年6月16日に開業していたのですが、やっと行くことが出来ました。
舞浜を恐怖のどん底に落とし叩き落としたろじねこさんが、遂に練馬区に来ました。
ドビーめしか知らないろじねこさんですが、ハリーポッター版スタツアを滅多切りにします。
事前に調べたところ、予約時間の1時間前位には入れるとの噂だったので、少し早めにきました。
ここが豊島園駅です。
これはハリーポッター?
あ、なんかこの辺みた事ある気が・・・
正夢?
あ、豊島園のナイトプールで来たことあった。
そしてこちらが「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」です。
なんだか立派な建物です。
そして噂通り1時間前には入れました。
正面がツアーの入り口です。
左右にお土産屋さんとカフェやレストランがあります。
それでは早速、辛口レビュアーろじねこさんによる「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」斬りです。
以降、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」のネタバレや酷評を含む可能性がありますのでご注意下さい。
疲れた!
とにかく疲れた!
長い!
ツアー中に立ち寄ったカフェでの休憩時間を含めてですが、トータルで4時間程度かかりました。
しかも後半は疲れ切って、展示もほぼ素通り、
並んでの撮影スポットもほぼスルーで4時間なので、各スポットを丁寧に見ていったら6時間位はかかるのでは?
ここはハリーポッターの映画製作の裏側に触れる施設です。
つまりテーマパークよりも、博物館や美術館に近い施設です。
博物館や美術館の鑑賞で4〜5時間は長い!
ドビーめしか知らないろじねこさんなんかは、そもそも興味が薄いので、その4時間がとにかく辛かった。
「そりゃ、よく知らないのに行く方が悪い。」
と、お思いの方もいるでしょう。
仰る通りだと思います。
ですが、長いと感じたのは私だけではありません。
一緒に行った知人も後半は「あとどのくらい続くの?」とボヤいていました。
その人はめちゃくちゃハリーポッターが好きで、USJにハリーポッターエリアが出来たらすぐに行き、
ハリーポッターの小説が出たら、翻訳版を待てずに原語版を買って読んでしまうほどです。
そんなハリーポッターが好きな人でさえ、長いと感じしまうほど長かったのです。
後半はほぼ記憶がないのですが、ろじねこさんなりに「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」の内容を簡単にご紹介します。
まず各作品ごとの巨大ポップのあるエリアに入ります。
ここの見どころは、一作目のハリー君たちが可愛いところ。
そこが終わると、すぐに撮影不可エリアに入ります。
撮影不可エリアの最初の部屋で、映像による館内の説明が入ります。
それがおそらく5〜10分程度なのですが、その映像のノリがかなり辛かった。
自信満々な人達が目をキラキラさせながら、オーバー過ぎる身振り手振りと小粋(?)な寸劇を交えながら説明してくれます。
辛い・・・
その地獄の映像を超えると、座席に座りながら見れるシアターに案内され、そこで再び映像にて施設の説明を受けます。
そこの説明役は、映画で主演の子ども3人を演じた役者さん達でした。
若干の薄ら寒さはあった気がしますが、それなりに心穏やかに見ることができました。
そしてその映像が終わると次の部屋への扉が登場します。
この扉が開く時が一番の盛り上がりポイントです。
扉が開く瞬間を特等席で見たい方は、座席に座る際になるべく最前中央に近い席に座って、すぐに扉の目の前に行きましょう。
そして扉が開くとその先に有名な大広間が広がっています。
映画の世界から飛び出したような大広間にみんなテンションが上がっていました。
この部屋には、次のグループが来るまでしか滞在できませんが、しばらくいると人も減って撮影も捗ります。
次の目玉は動く大理石の石段です。
ろじねこさんでさえこの動く石段のシーンは知っています。
それからしばらくは、映画で使用したセットのレプリカ(?)飾られていましたが、門外熊のろじねこさんはいまいちピンときませんでした。
途中で、「クィディッチ」と言う作中に登場する架空のスポーツの観客体験を出来るコーナーがありましたが、
そんなに思い入れもなく、かつ完成された映像のショボさもあって遠慮しました。
そして次にみんなが盛り上がっていたのが「禁じられた森」です。
巨大な木が生い茂る不気味な森です。
しかし、なんの森か全く知らないろじねこさんは、みんなが「禁じられた森だ」「禁じられた森だ」と言っているのが面白かったです。
その不気味な森を抜けると、バックロットカフェに到着。
すでにへとへとなろじねこさんはここで「ヘドウィグケーキ」を頼みました。
可愛い・・・
しかしろじねこさんの気持ちはここにはありませんでした・・・
ろじねこさんの気持ちはすでに次のバタビールバーに行っていました。
USJでバタービールを飲んで以来、これが東京でも飲めるようになればいいと願っていましたが、
ついにこの日が来ました。
ろじねこさん、バタービールと東京で再会です!
いただきます!!
甘っ!!
え?こんなに甘かったけ?
USJのバタービールと同じかな?
うーん。嫌いではないけどUSJの時ほどの感動はありませんでしたが、都内でこれが飲めるのはありがたいです。
ほとんど口を付けずに帰った人もいたみたいですね。
バタービールバーを過ぎると、9 2/3番線です。
流石のろじねこさんもこれは知ってます。
壁をすり抜けてくるところですよね。
しかしこの頃にはもうへとへとで、見ていくだけで精一杯です。
箒に乗っての合成映像も思ったより映像がしょぼいので、やっぱりスルー。
そして有名なダイアゴン横丁に!
ここも流石に知ってます。
でもお店までは知らなかったので、連れに色々教えてもらいました。
そして最後はミニチュアのホグワーツ城です。
かっこいい・・・
でもUSJのホグワーツ城を見てるとね・・・
あ、USJのハリーポッターエリアの入り口にあったやつだ!
そして、魔法の杖の部屋がツアーの最後になります。
ここの杖の箱には持ち主の名前が書かれています。
中には有名な俳優さんの名前もあるので探してみてください。
というか、探すまでもなくスタッフさんが教えてくれますけどね。
そしてツアー終了
ツアー開始からここまで約4時間です。
並ぶような施設はほぼスルーしていたので、じっくり回るのであれば1日がかりになると思われます。
なので、予約をするのであれば午前中をお勧めします。
遅くとも昼過ぎまでにはツアーに入りたいです。
ろじねこさんみたいに夕方から入ると、閉園時間との戦いになってしまいます。
さて、今回はハリーポッターをほぼ知らない状態でスタジオツアーに参加しましたが、やはりかなり大変でした。
初めてなので、可能な限り隅々まで見ようとしたのも原因かもしれません。
素人でも楽しめる巨大セット(大広間やダイアゴン横丁等)を中心に楽しめばもっと違った印象になっていたかもしれません。
あともうちょっと休憩スペースが欲しかったです。
おそらく想定では、前半を2時間ほどかけて楽しんで、バックロットカフェで休んで、後半を2時間ほどかけて楽しむ感じだと思いますが、
それでもかなりきつかった・・・
もう少しコンスタントにベンチ等があって、休みつつ行ければもっと楽しめたかもしれません。
そしてこれからスタジオツアーに参加を考えている人達は誰と行くべきかしっかり考えて欲しい。
ハリーポッター好きの人でさえ、長く辛いと感じる可能性のあるツアーです。
ろじねこさんの様にハリーポッターを全く知らない人にとってはさらに過酷なものになります。
可能な限りハリーポッターをこよなく愛している人と行ってください。
ディズニーみたいにテーマパークのノリで誘うと、お互い大変な目に合うかもしれません。
とは言え、ちょっとだけでもテーマパーク感が味わえたのは良かったと思います。
もう少し涼しくなって人も減って来たら、再度トライしてみたいです。
おのれロンめ!