ディズニー2018夏イベント最初の週末が来ました。
という事で、とりあえずシーに来てみました。
目的は、やっぱりディズニーシーの夏のメインショー「パイレーツ・サマーバトル”ゲットウェット!”」です。
去年のゲットウェットは、とりあえず“あの音楽”を流して水かけときゃいいんだろう?的な、やっつけ感が随所に見られる残念なショーでした。
果たして今年も去年と同じなのでしょうか?
それとも内容が改編されて、すばらしいショーへと生まれ変わるのでしょうか?
では辛口レビュアーろじねこさんのゲットウェット斬りです。
以降、ネタバレを含むので注意
よくなっていました!!
ストーリーは、ゲストを海賊志望の荒くれ者に見立てて、バルボッサ海賊団の海賊達が海賊になるための指南を行います。
その途中で、キャプテンバルボッサが伝説の船に乗ってメディテレーニアンハーバーに到着。
ほどなくして、ジャックスパロウも到着。
ジャックは、バルボッサに「いろいろあったが一緒に宝を探そう」と持ちかけ、バルボッサの船の一員になる。
彼の加入を祝う宴の最中、ジャックスパロウはバルボッサから伝説の船を奪還。
新たな仲間達と宝探しの旅に出る。と言うお話。
ハイ、去年とまったく同じです。
出来ればストーリーを進めて頂きたかったですが、まぁ予測の範疇です。
パイレーツオブカリビアンのショーをやる場合、きっと勝手に内容を決める事は出来ないはずで、
逐一内容の承認をもらわなければならないと思われます。
それは映画の内容との整合性を保つために必要な事ですが、そんな面倒な事は極力やりたくないでしょうから、
一度承認をもらった一年目の内容を変更したくないのでしょう。
と言う事は、もし来年もパイレーツサマーが開催されたとしても、余程のことがない限り内容の大幅な変更はないと思っています。
ヴィラワの内容が毎年同じなのに、ファッショナブルイースターが毎回内容が変わるのも同じ理由ではないでしょうか。
ファッショナブルイースターは、いつものメンバー以外はオリジナルキャラクターですから、どんな内容のショーを作ってもディズニーの他の作品への影響はほぼ無いので、比較的自由に話を作れますが、
ヴィランズワールドは、様々なディズニー作品のヴィランズ達が登場するので、台詞一つ変えるにも、いろんなチェックが必要だから毎年ほぼ同じ内容なのでしょう。
と言う事で、内容は去年とほぼ同じでしたが、去年に比べて格段によくなりました。
なぜ内容はほぼ変わっていないのに、良くなったのか?
一番の要因は放水です。
トータルの放水量が増えたのか減ったのかはわかりませんが、確実にメリハリはつきました。
水を撒くシーンと、撒かずにステージに集中させるシーン。
これらが去年と比べて、ハッキリ分かれていたように感じました。
なので去年のように、よく分からないまま水を浴び続けるような事はなく、
スムーズにストーリーに入っていけるようになりました。
その結果、海賊達のかっこよさもより際立ち、ショーの楽しさもより感じることが出来るようになりました。
ただし改善されていな点もありました。
衣装による初見殺しの罠です。
去年、初めてゲットウェットをミキ広で鑑賞した際、メインキャストであるジャックスパロウやバルボッサと、ダンサーである海賊団員の衣装が似ていて、
見分けがつかないという問題がありました。
ジャック・スパロウは登場しているのかいないのか、
登場しているはずだが、どこにいるのか分からないと言った問題は、今年も健在でした。
一度でも鑑賞して、おおよその流れを理解していれば二人の動きは分かるのですが、
初見で遠巻きで水を浴びながらの鑑賞で、あの衣装を見分けるのは困難でしょう。
と言うことで、見分けづらい問題は残りましたが、去年の致命的な欠点とも言えた、何をやっているのか分からない問題は、ほぼ解消されたので楽しめました。
また見に行きたいと思えるくらいに、親切な作りにはなっていました。
ゲットウェットは今年も初回以外は抽選の様なので、今年はたくさん抽選してまた見たいと思います。