原宿の回転スイーツと、どうぶつえんアイスを食べてきた。

スポンサーリンク

めーたん
ねえ、原宿にスイーツ食べに行かない?
ろじねこさん
べつにいいけど。
どしたの急に。
めーたん
何となく行ってみたいお店ができたから。
ろじねこさん
わかった。
今から原宿いくね。

と言うことで、本当はミゲルズに行きたかったのですが、ブログのネタ的に考えて、めーたんの原宿のスイーツ祭りに付き合う事にしました。

最初のお店は回転スイーツのお店MAISON ABLE Cafe Ron Ron(メゾンエイブル カフェ ロンロン)

お寿司ではなくスイーツがお皿に乗って流れてくると言う、一風変わったスイーツ屋さんだそうです。

結構並ぶお店の様なので、開店前に行きたかったのですが、なにぶん当日呼び出しだったため、開店時間の11時頃に到着

外観はこんな感じ。

インスタ映えしそうなお店です。

もう開店していたので、列は「入店待ち」「整理券待ち」の2つが出来ていましたが、

どっちが整理券の列だか分からなかったので、列整理のお兄さんに「整理券が欲しい」と伝えると、並ぶ列を教えてくれたので、そこに並びました。

しばらくすると店員さんが整理券を配布

その時に、呼び出し予想時間を教えてくれます。

ろじねこさん達は、14:30~15:30でした・・・

3~4時間待ちか・・・

しかしあくまで「呼び出し」時間なので、そこからの更に並ぶ事になるのでしょう・・・

そして同時に、呼び出しを受けるための会員登録の方法と、呼び出し後10分以内に来なければ、予約は取り消しされる旨がアナウンスされる。

マジで?

4時間近く待たされた挙げ句、受付期間は10分だけ?

スマホの2年縛り並みの猶予期間の短さ!!

呼び出しがいつ来るかわからない以上、この店に10分以内に駆けつけられる場所にい続けなければいけないの?

まったくいいご身分だね?

とはいえ、当分呼ばれる事は無いだろうと、次の目的地に向かうことに。

次のお店はモンブラン専門店、モンブランスタイルです。

場所は原宿駅から、代々木公園を抜けた先です。

ですがここも並んでいます。

多くは無いが少なくもない微妙な並びです。

ですが店内を覗くと、席数が異様に少ない。

調べると8席しか無いようです。

今の並びを元に計算すると、3時間後位の入店になりそう(長めに見積もって)です。

そうなると、回転スイーツの呼び出しに間に合わない可能性が高いなぁ・・・

という事で、ここは泣く泣く諦めました。

また日を改めて来ます。

次に向かったのは、原宿のアイス屋さん「どうぶつえん」です。

Googleマップに従ってお店を目指すと・・・

まさかの移転!!

マジで?

原宿に到着して2時間位経ちますが、まだ何も食べられていません!!

くそぉ・・・

と、思っていたら移転先はすぐ側だったので、移動。

徒歩にて約30秒

ここが「どうぶつえん」です。

入口でアイスを注文し、奥の受け取りはカウンターにて受け取り。

混んでいなければ、すぐに受け取れます。

ろじねこさんはぞうさんで、めーたんはブタです。

ろじねこさん
めーたんはブタです。
めーたん
なんで2回言ったの?
ろじねこさん
他意は無いです・・・

店内には椅子はないので、立って食べるか、店外に行くかになります。

味はまぁ悪くない程度です。

中高生向けインスタ映え用のお店でしょうから、まぁこんなところでしょう。

まだ回転スイーツには時間があるので、プラプラして時間を潰し、呼び出し予定時間辺りに店舗前に到着。

店舗の回りで時間を潰すこと20分あまり

やっと呼び出しのメールが届きました。

店舗前で呼び出された旨を伝えると、整理券を回収され列に並びました。

その際に、整理券の番号一切関係なく早く来た順に並びました。

ならび始めると、店のシステムの書かれた紙を渡され「待っている間に読むように」と言われる。

時間は40分

ドリンクのボトルは持って帰っちゃダメ・・・

しかしそこに衝撃の一文が・・・

発券機は千円札しか使えません!!

マジで?

なんで並んだ後に言うの?

財布を見ると、ぎりぎり千円札が足らなそうでしたので、泣く泣く向かいのファミリーマートで買い物をして来ました。

そして店内には入ると券売機で食券を購入。

複数枚購入も出来ませんので、ちまちま一人ずつ買うことに・・・

食券は買ったが、その後どうしてよいのか分からずキョロキョロしてると、

案内のスタッフさん「食券を買ったら、飲み物の棚の前に行って下さい。」と怒られた。

そんなの知らないよ・・・

棚には水筒に入ったドリンクが並んでました。

なかなか色鮮やかで綺麗です。

ろじねこさんストロベリーカルピスで、めーたんはホットの紅茶にしました。

ドリンクを取ると、席に案内

ろじねこさん達の席は、レーン最終コーナーちょっと手前辺り

そしてコレが流れるスイーツです。

なんか面白い。

時間も少ないので、写真を撮りつつ急いで食べました。

と言うことで、ここからは辛口レビュアーろじねこさんの登場です。

まず、お味は・・・

ご想像通り、美味しくないです。

ドリンクビックリするくらい味がうすいです・・・

まぁ1800円だからある程度はね・・・と、思っていたのですが

時間が40分とかなり短いので、一般的なブッフェ店の制限時間である90分に換算すると、
約4000円です。

ブッフェで4000円は決して格安の部類には入らないでしょう。

それで格安ブッフェ以下の味とは・・・

ここの味の悪さは、そもそもの質の低さもありますが、それに拍車をかける環境の悪さもあります。

スイーツは程度の差はあれ、基本的に冷たいか熱いかが多いでしょう。

一般的なブッフェの場合は、ショーケースに入れることでその適温を可能な限り維持しています。

しかしこの店は、商品がレーンの上を回っているため、常に常温に晒されている事になります。

更に解放された店内を回っているため、どんどん乾燥してパサパサになっていきます。

ぬるくて乾燥しきったケーキなど、お金を出してまで食べる価値があるのでしょうか?

それを解消するには、レーンそのものに保冷機能を持たせ、かつ、スイーツにはカバーをかけて流す等の工夫が必要になるでしょう。

恐らくレーンは回転寿司で使われていた一般的なレーンを流用しているのでしょうし、

お皿にカバーなど付けたら、唯一の売りである「フォトジェニック」が死んでしまいます。

つまりかわいい店内に、かわいいスイーツが回っているフォトジェニックなお店
と言うコンセプトである以上、味は捨てざる負えないのでしょう。

次の問題点は、食べたいものが流れてこないところです。

常に満席近い状態なので、人気の商品が流れてきても、レーンを1/3も進むとほぼ取られてしまい、

それ以降は、食べ飽きたいつものやつだけしか流れてきません。

しかも席の移動は出来ないので、ハズレ席に案内されたら、ひたすら同じものを食べる事になります。

では、当たり席とハズレ席はどこかと言うと、

まずスイーツは、店の最奥から流れてきて、店の出入り口辺りで折り返して、また最奥に戻っていきます。

普通に考えると、レーンのスタート地点が当たりで、ゴール地点がハズレと思いますが、

この店の場合、出入り口に近い折り返して地点辺り一番のハズレ席です。

回転寿司の場合は、基本的に自分の前のレーンのお皿を取りますが、

ここは向かいのレーンのお皿取れます。

公式にOKなのかは分かりませんが、みんなやっていますし店員さんも注意はしていません。

つまり店の奥に行くほど出てすぐの商品が取れる当たりの席と考えて頂いて良いでしょう。

そして店の中央よりも出入り口よりの席に案内されたら、まず人気商品は食べられないと思ってください。

そもそも手の届く範囲に流れてこない。

そして、この店の人気商品とは何かと言うと、

しょっぱい系のメニューです。

みんな甘いものを食べ過ぎているので、ポテトチップポップコーンなどが流れてくると、明らかに場の空気が変わります。

そしてそれらが取られると、「あぁ~」とか「マジかよ・・・」と言う声が聞こえて来ることもあります。

取りづらくて仕方ない。

という事で、フォトジェニック以外まったく誉めるべき所の無いお店ですが、

きっとコレが戦略なのでしょう。

このお店を作った人達は、回転スイーツが外食産業の一つのジャンルとして定着するとは思っていないでしょうし、おそらく定着させる努力もしていないでしょう。

だからか、店にも店員さんにも、驚くほど熱意を感じませんでした

フォトジェニックな外観で、まだ味の分からない中高生を集めて、張りぼてだとバレる前に一気に稼いでバレたらトンズラすればいいや、

と思っているのではないかとさえ感じるほど、場当たり的なお店でした。

MAISON ABLE Cafe Ron Ronは、見た目重視味は二の次三の次で、

さらに席による当たりハズレが大きく、店側も不公平感を無くす施策を一切取っていないので、

スイーツ屋さんの満足度としては最低レベルのお店と言ってもよいお店でした。

でもそれはターゲットがろじねこさんでは無かったというだけで、大人と比べて使えるお金が少ないけどインスタ映え映えしたい中高生達にとっては、理想のお店なのかも知れません。

インスタ目的ではない方は、ある程度覚悟をして来店する必要があるかと思いました。

それはそうと、ろじねこさんが席に案内された時に、隣には女性二人組が座っていてすでに食事を始めていました

そしてろじねこさんが制限時間になり、退店の指示を受けても隣の二人組はまだ食べていました。

さすがに店員さんに注意されていましたが、

店員さんが去ると「でも手元に取ったのは食べて帰らないといけないよね」と二人で話し、それ以降も食べ続けていました・・・

ディズニーで開園ダッシュする人も、セイリングで居座っていたお姉さま方も、この二人組のように、

「私の場合は仕方が無い」と、自分で自分に「私は悪人ではない」と言い聞かせながら、ルールを破っているんだろうなぁと思いました。