ろじねこさんは最近リドアイルにしか行っていません。
当然 お目当てはクリスタルブルーさんですが
実はもうひとつ大きな目的があります。
それはケモノたちです。
ろじねこさんはクリスタルウィッシュジャーニーのケモノたちが大好きです。
最初にこのショーでケモノたちを見たときは涙が出そうになりました。
当然、もともと嫌いではなかったのですが
このショーのケモノたちは抜群に素晴らしい。
ダッフィーさんやシェリーメイさんのこれまでの役割は
はっきり言ってマスコットでした。
ショーをまわす事もあまりなく、キビキビ踊ることもなく
誰かの横や後ろで 愛嬌をふりまき
フラフラ あたふたして「かわいー!!」という声援を集めるのが仕事でした。
このショーでも遺憾なく愛嬌を振りまいていますが
ショーが進むにつれ
ダックさんが去り
グーフィーさんが去り
遂には クリスタルブルーさんまで去り
気が付けば ショー終盤、リドアイルにはケモノたちしか残っていませんでした。
ケモノたちだけで いったいどうするんだ？
今まで ダッフィーさんたちは ミッキーさんやミニーさんに守られていました。
だからこそ 類まれなるマスコットでいられたのです。
それなのに 守ってくれる人はもう誰もいない・・・
この15周年のリドアイルを どう始末をつけるつもりなんだ？
と思っていたら
意を決してケモノたちが おもむろに隊列を整え始めて・・・
踊りだしたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
いままで、ただのマスコットだったケモノたちが・・・
数週間前まで カムジョインでも あたふた愛嬌を振りまくだけだったダッフィーさんが・・・
みんながキビキビ踊る中 ひとり盆踊りを踊っていたシェリーメイさんが・・・
誰の助けもかりず、自分たちだけで 15周年記念のショーのリドアイルを締めようとしているのです。
そりゃもう 泣くしかないだろうが！
決してキレのある踊りではありません。
一人関係ない方を見ている奴もいます。
それでも ケモノたちが リドアイルのセンターに立ち
ダンサーを従えて ショーのクライマックスを務めあげただけで
ろじねこさんは満足なのです。
当然それを可能にしたのは 踊れるケモノ ジェラトーニくんの加入も大きいでしょうが
このケモノたちは 現状に甘んじることなく
明確な意思を持って前に進んでいるのです。
今回 リドアイルで可能性を示した 進化するケモノたちが
いつの日か ミッキーさんとミニーさんを従えて
ミッキー広場のセンターで、ショーの主役を務め上げる日が来ることを 楽しみにしています。
