さて今年もハロウィンの季節が来ました。
どうしてもハロウィンだと、よくも悪くも手下が話題になりますが
去年行われたメインショー「ザ・ヴィランズ・ワールド」はディズニー史上に残る傑作でした。
と、言うことで 恒例の辛口レビュアーろじねこさんによる ヴィランズワールド斬りです。
以降 ネタバレを含むので注意
正式名称は「ザ・ヴィランズ・ワールド ~ウィッシュ・アンド・デザイア~」です。
冒頭は去年と同じで
一通りヴィランズ達の自己紹介が終わったあとに
15周年のテーマのヴィランズ風アレンジバージョンが入り
と言う感じです。
ではここからは、ろじねこさんなりの感想を書きます。
去年のレビューで書きましたが、去年のヴィランズワールドは
言ってしまえば、ヴィランズ達が登場して 自己紹介をして 高笑いしながら帰っていくだけの内容。
そもそも中身が無いのは仕方ない側面もあった。
それは去年が最初だったので、どうしてもキャラクターの紹介は必要で
それを入れると、残りの時間はほとんどないので
ストーリーなど作れないのだ。
しかし今年は2回目なので、やっとヴィランズらしいやり取り等が見られるはずだ
と、思っていたら
また去年と同じ時間かけて、去年と同じ自己紹介してる・・・
それ去年やったよね?
覚えてないの?
去年やったから今年は自己紹介は要らないとは言いませんが
短縮ぐらいはしてもよいのでは?
そしておそらく今年の目玉であろう、クリスタルウィッシュジャーニーの音楽のヴィランズバージョンも
七夕やBBBの15周年テーマの挿入は素晴らしかったが
なんとなく「今年は15周年のテーマを突っ込んどけばいいから、楽だなぁ」 感がビンビンに伝わってくる。
ま、よきに解釈するなら、15周年パートの異物感があるから
それが終わって ヴィランズワールドの曲に戻った時の盛り上がりがあるとも言えるが。
どちらにせよ、中身空っぽなショーであることは変わりありませんし
2年連続でスカスカのショーをやったと言うことは
ディズニーは明確な意思を持って 中身の無いショーをやっていると言うことだろう。
結局音楽がよくて ダンサーがかっこよくて、わかりやすいキャラが、わかりやすいやり取りをするだけで
中身もテーマもメッセージすら無い「ファッショナブルイースター」や「ヴィランズワールド」等が受けてしまえば、それらを量産する方が楽なのだろうか?
勘違いしないでほしいのだが ヴィランズワールドは素晴らしいショーです。
現にろじねこさんは 朝一からずっと地蔵してクリスタルウィッシュジャーニー~ヴィランズワールド2回目まで見ましたが
その事を何ら後悔はしていません。
ただこのやり方に未来はあるのか?と言う危惧が ずっとまとわりついているだけです。
今は過去の遺産があるから、多少手を抜いてもバレないが
一度にバレてしまうと、そこからは一瞬です。
ディズニーが枯れてしまったのならいざ知らず