辛口レビュアーろじねこさん「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」斬り

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ろじねこさんがまさかの映画「ちいかわ」参戦です。

ろじねこさん自身はさほどちいかわには興味はありませんが、知人がちいかわにハマってしまって、特典要員として初日に鑑賞してきました。

もともと記事にする気はなかったのですが、なかなか語りがいのある作品でしたので、試しに書いてみたら書けたので公開します。

なので、あくまでちいかわは主要キャラ5〜6名くらいしか知らない状態での感想にはなりますので、その点はご容赦下さい。

そしていつもの如く、一週間ほど経ったので感想書いてもいいよね?

ではこれ以降は、「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」のネタバレと酷評を含む可能性があります。

映画ちいかわ 人魚の島のひみつのネタバレや酷評を見たくない方はここでお引き取り下さい。

ここまで来た方は「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」の酷評とネタバレOK中の方ですよね?

では早速行きましょう。

辛口レビュアーろじねこさんによる「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」斬りです。

ナガノ氏は何をしたかったのでしょうか?

映画ちいかわ 人魚の島のひみつ(以降映画ちいかわ)のあらすじはこんな感じ。

ちいかわ達の元に南の島での夢の様な討伐の依頼が届く。

あまりにもうますぎる話に一抹の不安も覚えながらも、ちいかわ一行はその島での討伐隊に参加する。

島での熱烈な歓迎を受けるちいかわ達一行であったが、ひょんな事から洞窟の奥に迷い込む。

そこでちいかわ達はセイレーンの2人の人魚に襲われる。

目が覚めたちいかわはセイレーン達に介抱されていた。

セイレーン達は仲間の人魚を殺し、永遠の命が手に入れる為に人魚の肉を食べた島民を探していて、ちいかわ達をその犯人と勘違いして襲ってしまったのこと。

セイレーン達の犯人への怒りは凄まじく、犯人をかくまう島民の同罪と考え、

犯人が見つかるまで島民を食べ続けているとのこと。

犯人を捕まえたらどうするつもり?と問うちいかわ達にセイレーンは

小さい檻に入れて海の底に沈めて、永遠の苦しみを与える。と答える。

出典:映画ちいかわ公式サイト

村へ帰ると、セイレーン討伐が今回の依頼である事を知る。

セイレーンの目的を伝えれば、島民の間で魔女狩りが始まる事は火を見るよりあきらか。

ちいかわ達はセイレーンの目的を言えないまま事態はどんどん悪化していく・・・

果たしてちいかわ達は依頼された討伐を達成するのか?

人魚を食べた犯人を見つける事が出来るのか?

村は救われるのか?

なぜうさぎはちいかわのりんごを奪ったのか?

ろじねこさんのちいかわに関する知識は、せいぜいメインのキャラクターの名前と簡単な性格を知ってるくらいです。

その上での感想ですが、これは誰のための物語なのだろうか?

内容としては幼児が見るには残酷すぎるし複雑すぎる。

かと言って大人が見るにはやや冗長すぎる様に感じた。

罪を犯した2人

そしてそれがバレた時の2人の心理

そしてその後。

大人が見るにはあまりにも説明が過ぎる。

そこまで書かなくてもわかるところまでネットリと書き上げました。

じゃ誰のためにそこまで丁寧に結末までスクリーンに示したのか?

内容と構成を考えると、一番のターゲットは小学3〜5年生といった感じだろう。

だとすればその年代の子達にあのテーマをぶつけて何がしたいのか?

どういう意図があるのか?

そして一番の問題は、その思いが善意なのか悪意なのかです。

善意ならばもっと書き方があるだろうし、

悪意ならもう何も言うことはありません。

ろじねこさんは比較的好きな話でした。

後半の蛇足部分で大幅に失速したが、それがなければ年内一番の作品にもなり得たと思っています。

その上での、ナガノ氏はこの話で何を伝えたかったのか?

ろじねこさんがこれまでちいかわという作品に触れる度に感じていたのは「この人はキャラクター作家では終わりたくないんだろうな・・・」という思いである。

「考案したかわいいキャラクターが当たった人」ではなく「作家」として認めてほしいのではないだろうか?と。

だからこそ、現代のマンガ作家の条件の一つとも思える「伏線」や「暗喩」「匂わせ」を多用して「キャラクターがかわいいだけじゃないんだよ!」とアピールしているのではないか。(もう一つの条件である「画力」は既に証明済み)

今回の映画にも同じ思いは感じた。

それは決して悪いことではない。

かく言うろじねこさんも「ただバカみたいな記事ばっかり書いてるわけじゃないぞ!」との思いの発露として辛口レビューが生まれた事は疑う余地はないので。

しかしである。

泡沫ブログのろじねこさんと国民的作家のナガノ氏では影響力の大きさが違う。

ナガノ氏は後年自分の作家としての評価が確定したときに、この映画ちいかわを思い出して何を思うのでしょうか?

これを自分の転機となった作品と感じるのか?

若さゆえの作品と感じるのか?

ナガノ氏の口からその答えが出ることは無いかもしれないが、とても興味がある。

映画ちいかわは間違いなく作家性のある作品です。

しかしその根源がどこなのか?

そしてその矛先はどこに向いているのか?

ちいかわに疎いろじねこさんにはそれがわかりませんでした。

悪意であれ善意であれ、作家が自分の内面を暴露するような作品は大好きです。

新しい特典が出たら、また見に行きたいと思います。

にしても映画ちいかわは本当に考察向きですよね。

みんなに考察してもらう事を前提とした作りになっているので、

色んな所に匂わせが散りばめられてます。

皆さんもそんなナガノ氏の思惑に乗ってみてはいかがですか?

因みにろじねこさんの考察をちいかわ好きの知人に話した所、まだその考察をしてる人は見たことないと言っていました。

ここでは書きませんが、ろじねこさん的にはちいかわという作品の結末に関わる匂わせがあったように感じています。

そう言う楽しみ方も今風で たまにはいいかもしれませんね。

でもグッズの単3電池はやり過ぎ。