お久しぶりです。
ブログさぼってごめんなさい。
本日はお久しぶりの辛口レビューです。
やっと2024年のディズニーハロウィーンパレード「ザ・ヴィランズ・ハロウィーン“Into the Frenzy”」(以降フレンジー)と、新キャッスルプロジェクション「Reach for the Stars」(以降リーチ)を見てきたので、2つのレビューを書いてみたいと思います。
これ以降はフレンジーやリーチの酷評や、ディズニーに対する批判的な内容を含む可能性があります。
酷評や批判的な内容でも良い方のみお進みください。
では最初は辛口レビュアーろじねこさんによる、「Into the Frenzy」斬りです。
良かったです。
はい。
やっぱりハロウィンはかっこいいからいいですね。
ストーリー的にはディズニーヴィランズ達が開催するハロウィンパーティーに、ミッキーさん達が参加すると言ったものですが、
まぁパレードなので特に意味はありません。
楽しんだ者勝ちです。
そして、ダンサーさんの衣装が素晴らしかったです。
もともとハロウィンのパレードはダンサーさんの衣装は素晴らしい傾向にあるのですが、
フレンジーはいつもに輪をかけて良かったです。
昨年まで行われていたスプーキーBOO同様にダンサーさんを撮りに行きたくなるパレードでした。
さて、このフレンジーを語るうえで欠かせないのは、TDL初登場となったDr.ファシリエさんでしょう。
ろじねこさんの大好きな“悪くて、デカくて、胡散臭い”男です。
なんとなく舞浜には登場しないキャラだと思っていましたので、彼の登場は嬉しいサプライズでした。
では、ひとしきり褒めたところで、辛口レビュアー的な感想も書いておきましょう。
素晴らしいと思う反面、物足りなさも感じたパレードでした。
どう物足りないかはなかなか説明は難しいのですが、鑑賞の中心となるテーマが見つからないまま終わってしまった感じです。
音楽もいい。
キャラクターの衣装もいい。
ダンサーさん達もかっこいい。
しかし心揺さぶられるものは無かった・・・
BOOは、フレンジー同様に明るく楽しいパレードでしたが、その裏に悪意のような物がありました。
それが良いアクセントになって、鑑賞後のなんとも言えない不気味さに繋がっていました。
しかし今回のフレンジーには、「明るいパレード」の裏側がまだ見えません。
さらに、マレフィセントや女王様を含め、錚々たるヴィランズが登場するのに、特にその個性が活かせれている場面を思い出すことも出来ません。
鑑賞後に「あぁ~、そういえばいたねぇ・・・」と感じるくらいです。
これならいっそファシリエを主役にしたファシリエのためのパレードにした方がインパクトはあったのではないでしょうか?
全てにおいて、この作品の芯となるものを感じる事が出来ず、「『こう言うのがいいんだろ?』を詰めこんでみました。」感を拭えないのです。
どこかで聞いたような言葉や、どこかで見たような振り付けばかりを並べたアイドルの歌謡曲のようなパレードでした。
初めからアイドルの歌謡曲だと思って鑑賞すると、コストに見合う位の楽しい時間は過ごせるのかもしれません。
しかしそれはろじねこさんの求めるものではありません。
もっともっとろじねこさんの心をかき乱して欲しいのです。
「あの音楽が流れるとクールじゃいられないのさ」という位にして欲しいのです。
フレンジーは、質は高いが無難にまとめたパレードに感じました。
また見たいと思わせるには十分なパレードではあるのですが・・・
流石にろじねこアワード史上唯一パレードでの最優秀ショーパレを受賞したBOO!の後では分が悪かったか・・・
では続きまして「Reach for the Stars」に移りたいと思います。
リーチは約5年ぶりのシンデレラ城を利用したプロジェクションマッピングです。
果たして久しぶりのキャッスルプロジェクションは、ろじねこさんの心を動かすことができるのか?
では辛口レビュアーろじねこさんによる「Reach for the Stars」斬りです。
うん・・・まぁ・・・そうだよね。
結論から言います。
もう、ろじねこさんはキャッスルプロジェクションには触れるのをやめます。
リーチが良いとか悪いとかの問題ではなく、キャッスルプロジェクションと言う形式がろじねこさんには合わないような気がします。
何度も書いていますが、キャッスルプロジェクションって、結局ディズニーの名場面集なんですよね。
そして、それはショーの質の問題では無く、キャッスルプロジェクションの性質上、どうやっても名場面集にしかならない様な気がしてきました。
「でもワンスは違ったじゃん?」と言うお姉様方もいるとは思います。
そうなんです。ワンスは違いました。
ワンスはただの名場面集ではなかったのです。
だから、以降のキャッスルプロジェクションも「ワンスレベルのショーが出来る」と思っていました。
しかし、事ここに至り、やっとろじねこさんも気付きました。
ワンスが異常だったのです。
名場面集にしかなり得ないキャッスルプロジェクションに、それ以上のストーリーと、それ以上の音楽と、それ以上の演出を持ち込んでしまったのです。
いきなりキャッスルプロジェクションの正解のその先を見せてしまったのです。
そんなショーと比べられたら、後続のショーはたまったものではありません。
映像や演出の技術が向上しても、結局使うのは人間です。
技術の向上が、即ショーの質の向上に直結するとは限りません。
ワンスは、Dオタが胸を張って「舞浜のショーは世界一」と言えてた時代の、キレまくってたディズニーだから作れた作品だったのです。
だから、もうワンスと比べるのはやめます。
きらびやかな映像が映されるシンデレラ城を横目に見ながら、「今日もワンスやってるねぇ・・・」と言えた時代に舞浜に通えていた事が、とても恵まれていた事だったのでしょう。
これまでの数々のキャッスルプロジェクションの皆さん、まことにごめんなさいでした。
キャッスルプロジェクションは、楽しい楽しいディズニーでの一日の最後に見るスタッフロールなのだと知りました。
美しい映像とド派手な演出をみて、「今日一日楽しかったね」と言って帰るためのショーなのです。
そこにテーマやストーリーを求めてはいけないのでしょう。
それは舞浜での時間が「当たり前の時間」だった年パス持ちのわがままのでしょう。
ワンデーしかいない今のランドには「特別な時間」しかないのです。
そしてその特別な一日を終わらせるために、キャッスルプロジェクションが必要なのです。
パークが「日常」と切り離された世界であるために。
という事で久しぶりのブログ更新、かつ久しぶりの辛口レビューでした。
久しぶり過ぎて文章の書き方を忘れてしまって、かなりチグハグな記事になってしまいましたが、お許し下さい。
そして香港行ってきました!
いや、その疲れが全然抜けなくてブログが書けなかったんですがね・・・
香港の記事も準備していますので、そちらも気長にお待ち下さい。