これまた多忙のため、機を逸した記事です。
久々に映画を見に行きました。
ろじねこさんはあまり映画館で映画を見ないのですが、先日ディズニーデラックスで「リメンバーミー」を見て、
「映画館で見ていれば良かった」と、後悔したので、これからはなるべく映画館で見るようにします。
ボヘミアンラプソディは、ずっと見たかったのですが、なんとなく先延ばしになっていて、
そろそろ劇場での上映が終了するので、駆け込みで見てきました。
名探偵ピカチュウは、なんとなく日本の映画だと思っていたので、特に興味は無かったのですが、
実はハリウッドの映画だと知り「ハリウッドがポケモンをどう実写化するのか」を知りたくて行きました。
果たして、ボヘミアンラプソディと名探偵ピカチュウ、どっちがろじねこさんの心を揺さぶるのか!!
以降、2作品のネタバレが続きますので注意
まずは辛口レビュアーろじねこさんによる ボヘミアンラプソディ斬り
ヴィランズワールドの様な映画でした。
ヴィランズワールドとは、去年までディズニーシーのハロウィン期間に行われていたショーで、
ディズニーヴィランズ達が登場する、かっこよくも妖しい雰囲気のショーでした。
ただしショーの内容は、突き詰めて行くとディズニーヴィランズ達がかっこよく登場し、
かっこよく自己紹介して、高笑いしながら帰って行くだけのものでした。
なのに素晴らしい!!
ただ自己紹介するだけなのに、震えるようなかっこよさを持ったショーでした。
ボヘミアンラプソディも突き詰めて行くと、クイーンのボーカルである「フレディ・マーキュリー」の人生を紹介するだけの映画です。
出典:goo POPLETA
彼がどの様に世に出て、どの様に転落し、どの様に再生したか。
それを紹介しているだけです。
ただそれだけなのに心を揺さぶる。
確かに受け取れるメッセージ性も無くも無い気がしますが、
余りにも彼の人生が特殊過ぎるので、その他大勢の観客は、せいぜい「たいせつなモノを大切にしよう」位しか受け取りようが無いのではないでしょうか。
しかしそれでこの映画を語るには余りにも惜しい気がします。
出典:シネマトゥデイ
ろじねこさん的には、ジェットコースターの様な彼の人生と、素晴らしい音楽を堪能する映画なのかなぁと思いました。
映画館で見て良かったです。
続きまして、辛口レビュアーろじねこさんによる「名探偵ピカチュウ」斬り
カラカラァァァ!!
出典:【公式】映画「名探偵ピカチュウ」オーディション特別映像
上映開始3分位で、ろじねこさんはモトを取った気がしました。
まさか最初にちゃんと登場するポケモンがカラカラだとは思ってもいなかったので、感激しました。
しかしカラカラはメインキャストでは無いため、もう登場はしないのだろうと思っていたら、
後半にも見せ場があり(厳密に言うとカラカラの見せ場では無いが)狂喜乱舞し、
更にスタッフロールでは、カラカラの一枚絵もデカデカと表示され、失神しそうになりました。
まさかハリウッド映画のスクリーンの全面にカラカラだけだ写される日が来るなんて・・・
名探偵ピカチュウを作ったスタッフは、絶対カラカラが好きなはずです。
そんなカラカラ愛に溢れる映画でした。
さて映画自体は、完成されたハリウッド映画のテンプレートに、ポケモンというコンテンツをはめ込んだ様な映画でした。
そのため、映画史に残るような傑作では有りませんが、目を覆いたくなるような駄作にもなっていません。
ろじねこさんレベルのポケモン好きであれば、安心して見に行ける作りになっています。
そしてこの映画は、ピカチュウをはじめとするポケモン達の造形が話題なっています。
ポケモンのデザインを残しつつ、それをリアルにCG化した姿に「気持ち悪い」との声もありましたが(制作者は恐らく意図的)、
ろじねこさんは特に気になりませんでした。
と言うか、ピカチュウが可愛すぎです。
出典:映画.com
鑑賞中にどんどんツボにはまって、最後はフサフサピカチュウに夢中になっていました。
きっと多くの観客が同じだったと思います。
ズートピアが、すべての動物が仲良く暮らすユートピアを描いた映画なら、
名探偵ピカチュウは、人間とポケモンが仲良く暮らす理想郷を描いた映画でした。
と言うことで、久々の映画鑑賞でした。
で、ボヘミアンラプソディと名探偵ピカチュウのどっちが良かったかと言うと・・・
選べません。
「ヴィレッジピープル」みたいなフレディ・マーキュリーと、
出典:MNE JAPAN
母親の頭蓋骨を華麗に着こなすカラカラ
出典:【公式】映画「名探偵ピカチュウ」オーディション特別映像
ろじねこさんには、どっちも選べませんでした。
今後は、なるべく映画は映画館で見るようにします。
取りあえず、近々に見に行く予定の作品は、実写版「アラジン」と、「トイ・ストーリー4」です。